平常点を計算して、テストで
何点取れば大丈夫、何点になっても、
平常点で救われるなんて、
甘い見積もりは止めておきましょう。
テスト中・前の、追い込まれての、
ここにきて、それはないでしょう。
平常点はあくまでも『保険』であり、
その保険を最大限にかけてきた方が、
それを言う、思うのならまだしも、
取れているかどうか微妙の方ほど、
この平常点をかなり甘く見積もり、
テスト前のテスト勉強をしていて、
不安になったり、嫌になったり
とした時に、平常点に頼ります。
宿題を忘れることもあったが
遅れてでも“一応”出した、
授業を寝ることもあったが
“ほとんど”起きていた、
ノートはテスト前に
“ざっと”形にして、提出はした、
なんて具合のあいまいな行動、
態度、姿勢で過ごしてきた場合、
先生の裁量によっては、平常点が
ほとんど付いていないことがあります。
今後もそうですが、“ただ”やっただけで、
やったんだから評価しろ、加点しろ、
それがどんな形であろうと、『やった』
そして『出した』のだから、自分は偉い、
自分の中では、(今までの自分と比べて)頑張った、
だから、その分の頑張りは
他の人の『ソレ』よりも
評価されていいはず、
なんてことはまかり通りません。
そうは思わないという方が多いとは
思いますが、テスト前の平常点の
甘い見積もり、平常点を加味した
テスト勉強、その言動、態度、姿勢が、
まさに上記の思いが深層にあるから
こそのものとなっています。
それでも尚、それは違う、
そんな見方をするなと言われるなら、
はっきり言いましょう。
過去にも書いたかもしれませんが、
あなたがどう思おうが、どう感じようが、
どう考えていようが、
他人にその思い・感覚・考えが伝わるのは、
その言動・態度・姿勢であり、
それらを他人が見て、他人が勝手に、
そう思う、そう見るということです。
皆さん側からすれば、
他人に“そう”見られている、
映っているということです。
そう考えて、この一学期、
自分がどう思われていたか、
見られていたかをよく考えれば、
平常点があるから大丈夫という気持ちで、
テスト勉強から逃げる、テスト勉強を
投げ出すことができないでしょう。
平常点はあくまでも、最低限の、
ギリギリの『保険』であり、
その点数が、その採点は、
自分が思っている以上に、
限りなく低いものだと思って、
むしろ全くないものだと思って、
この期末テストで点数を取らないと、
成績を落とす、不合格になる、
単位が取れないと思って下さい。
そう思わなければ、
上記した理論・考えに至って、
平常点でなんとかなるからと、
タカをくくって、テスト勉強の
手が止まることになります。
その結果、その言動、態度、姿勢が、
テストにも反映され、そして、
『その言動、態度、姿勢』に対して、
また、(他人に)見られる、思われる
ということになります。
こうして、他人から見られる『あなた』が
積み上げられていきますが、『今学年』は、
『今学期』は、変わる・変えると思っていたなら、
そう思って頑張ってきたのであれば、
最後の最後でこうなるのは、ツラいことだと
思いますので、早めに、気持ちを、そして
その言動、態度、姿勢を切り替えることを
オススメします。
もう一度言いますが、テスト中・前になって、
しかも直前になって、平常点の甘い見積もりをする、
あるいはそういった言動、態度、姿勢を示すのは、
自分の首を絞めることになりますので、
止めておきましょう。
まがいなりにも、この一学期、頑張ってきた
というのであれば、なおさら、気をつけて
みて下さい。