残念ながら、私立校・中高一貫校の場合、
定期テストにおいては、自分なりや自分的の
頑張りや努力そのものではなく、ある程度の
点数を取る=『結果』を出すことが
求められています。
そのため、学校・先生側が、求める『結果』を
出すための頑張りや努力が必要となります。
さらに、受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校の場合、その『結果』が
記録され、積み重ね、そして、進級・進学
要綱に基づく基準をクリアすることが
求められています。
それが嫌だ、あるいは、内部進学出来なくてもいい、
最終的に受験するからいい、というのであれば、
どうぞご自由にとなります。
その『自由』も、許容するので、
私立校・中高一貫校の先生も、
『何も言わない』となります。
ですが、結果が記録され続け、後々になって、
やっぱり、あの時言った、思ったことは無しで、
これからの自分を、自分の未来・将来を信じて、
内部進学・卒業させてほしい、許してほしい、
与えてほしい、は、出来ませんので、
気を付けて下さい。
学校の勉強、進級・進学などに限らず、
人生の多くの物事においてではありますが、
あの時は、その時は、そう思った、言った、考えた、
でも、今は違う、変わった、変えた、
で、今までのことは無かったことに、
とは出来ないことが多いです。
受験などの一発試験、一回の『機会』で、
物事をひっくり返せることもありますので、
全ての物事で、そうだとは言いませんが、
かなり多くの物事で、これが当てはまります。
むしろ、受験などの一発試験で、
一回の『機会』で、それをクリアすれば、
過去のことが全てひっくり返る、返せると
いうこと・ものが少ないということに
気付いたほうが良いかもしれません。
いずれにせよ、過ぎ去った『時間』と『機会』、
そして、『記録』された『結果』は、
変えようのない、取り返せないものとして、
残ることになります。
うるさいことかもしれませんが、
受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校生は、そして、
その親御さん、ご家庭の方も、
このことを無視・拒否すればするほど、
追い込まれることになりますので、
気を付けて下さい。
この中間テストも、もう終わったこと、ですが、
その『結果』は、その『記録』は残ります。
それがあなたにとって、不名誉なもの、
屈辱的なもの、あなたを否定するもの
かもしれませんが、その学校に居る限り、
残ります。
最終的に、卒業できれば、進学出来れば、
全ては『思い出』に出来ますが、
卒業、進学出来ない時には、
それは、『証拠の品』として、
突き付けられることになります。
その時に、なってみて、わかったと
ならないようにしておくことをオススメします。