先生に合わせた授業態度


学年が変わっても、教科の先生や担任の先生が

変わらないことがあります。



人間関係が難しいのは大人でも子供でも

同じだと思いますので、当然、好き嫌い、

優しい厳しい、素直になれる・反抗的な態度を

取ることもあると思います。



なるべくそういった差がないようにしたほうが、

波風も立たない、充実した日々を送れるといえますが、

どうしても出てしまうのが、人間関係だと思います。



ソツなくこなしましょうと

簡単に提案しても難しいと思いますので、

一つだけアドバイスをさせていただきます。



アドバイスというよりも、単純な正論、事実を

述べるだけとなりますが、

あなたが思う相手への好き嫌い、優しい厳しい、

素直になれる・反抗的な態度を取ってしまう、

それら全て、勉強することに、全く関係ありません。



それはそれ、です。



先生が好き嫌いによって、

優しい厳しい先生によっては

素直になれる、反抗的な態度を

取ってしまうことによって、

イコール勉強ができない、テストで点数が

とれないという理由にはなりません。



正確には“気持ち良く”勉強ができない、

“簡単に”テストで点数が取れない、だけであって、

だから何?、我慢しなさい、仕方ないでしょうというのが、

学校の、先生の、親御さんの、大人達の、

厳しい現実的な意見となってしまいます。



もちろん、だからこそ、イライラする、憤慨する、

刃向かいたくなる、絶望する、嫌になる、

投げ出したくなるのだとは思います。



その葛藤や悩みをどう対処していくか、

これは本当の勉強となります。



学校の勉強、教わる知識は上辺のものだと、

意味がないといっている・思っている多くの方が、

じゃあ何で学校に行くの? 勉強するの?

授業を受けるの? の問いの答えがこれだと思います。



これらをうまくやりこなせない方は、

社会に出て、大いに困ることとなります。



勉強勉強と言われると、学生の皆さんは、

教科書に書いてあること、先生が言っていること、

知識、情報、理屈・理論を覚えることと

勘違いしているかもしれません。



実は、そんなこと、

“そんなこと”程度のことだと思います。



実際は、それ以上に勉強すること、

すべきこと、できることが、

学校生活において、青春時代において、

多くあります。



ただ、学校の勉強、“そんなこと”すら、

できない方に対して、世間からは

厳しい目で見られるということです。



先生によって授業態度を変えること、

勉強する姿勢、態度、やる気、

意欲が変わるというのであれば、

“その気持ち”を変える“勉強”をして下さい。



“それ”ができるようになれば、

学校で習う知識・勉強の何十倍も

勉強したこととなります。



先生によって授業態度を変えることの意味、

そしてその結果どうなるかは、悪い意味での

経験を、もう何回もしてきていると思います。



これから始まる新学年、新学期は、

“良い意味”での経験になるように、

“変えて”みて下さい。



最後に改めて書きますが、

先生が好き嫌いによって、

優しい厳しい先生によって、

素直になれる、反抗的な態度を

取ってしまうことによって、

イコール勉強ができない、

テストで点数がとれない

という理由にはなりません。



このことをよく考えて、

今年度を過ごしてみて下さい。



1年を通してが難しいのであれば、

まずはこの4月、そして中間テスト、

期末テスト、1学期までと、

期日を決めてやってみて下さい。



意外なことに、あなたが変われば、

周りの皆も変わったりすることもあります。



ぜひ、やってみて下さい。