夏休みの宿題、最悪出さなくても良いと思っている?


夏休みが終わりに近づいてくると、

自暴自棄から、宿題を投げ出す、

あるいは諦める方がいると思います。



まぁ、他人にどうこう言われようと

関係ないと思ってのことだと思いますが、

事実を一つだけ言わしてもらいます。



やろうが、やらまいが構いませんが、

その行動によって、後々起こる

事実があります。



平常点は半分以下になると思って下さい。



失礼ですが、“決め付け”で

言わしてもらうと、夏休みの

宿題を出さない・やらない、

諦める・投げ出す方が、

普段の授業において、

普段の学校生活において、

“二学期から”劇的に変わり、

二学期は『夏休みの宿題』だけ、

唯一、出せなかった、やらなかった

となることはまず無いでしょう。



むしろ、夏休みの宿題を出さない、

やらないという、“負の実績”が、

夏休みの宿題“も”出してないし、

やらなくても少し怒られた程度で

済んだし、普段の宿題なんて、

授業なんて、それほど

大事じゃないだろう、

一回二回ぐらい、大目に見てくれるだろう、

という気持ちを引き起こすことになると

思いますが、いかがでしょうか。



いやいや、自分は過去の失敗をよく学び、

次に必ず活かすようにしている、

“次回は”“次の学期は”そうならないと

“思った・考えた・願った・覚悟を決めた”、

だから大丈夫、だから夏休みの宿題を

やらなくても・・・。



今は、ここまで明確に

思っていないかもしれませんが、

皆さんのその言動、態度、姿勢、

意識が、(悪い意味で)そういった

ように見られてしまう、

そう認められてしまうということです。



ここからはいつも通りの展開になりますが、

そんな風に人を見るなんて、ふざけるな、

人権・人格無視だ、差別だと、その時騒がれても、

後々ぐうの音も出ない証拠を出されて、

助けてくださいと泣きついても、

助けてもらえません。



夏休みの宿題は、どんな形でも、

必ず『終わらせて』下さい。



形はどうあれ、いついつまでに

きちんと提出する、宿題を終わらせる

ということは、形だけであっても、

最低限の「約束」を“守った”ことには

なります。



もちろん、

これじゃ、出しただけだよね、

こんなやり方・書き方じゃあ

宿題として認められないな、

もう一度やり直してきなさい、

などと、先生に嫌味・小言を

言われるかもしれませんが、

夏休みの宿題をやらずに

過ごしてきたということは、

『そういった苦しみ』も含まれての、

自己責任であることに気付いて下さい。



それに先生も、

“最低限の約束を守ったこと”に関しては

評価してくれているから、譲歩として、

『もう一度やり直してきなさい』と

言ってくれているわけです。



先生だって鬼ではないはずですから、

次の日までにとは言わないでしょう。



来週までに、あるいは授業が始まるまでにと、

言ってくれるはずです。



塾生にも多いのですが、皆さん

勘違いされていると思いますが、

宿題・課題に関して、先生が

『再提出、再テスト』と

“言ってくれる”のは、皆さんが、

“最低限の約束を守ったこと”に関しては

評価してくれているから

やってくれることであり、

“最低限の約束を守らない”、

つまり出しもしないで、

のほほんとしている方には、

成績で、進級・進学で、

当然の制裁が待っている

ということになるわけです。



再提出・再テストを面倒くさがる、

嫌になって、出さない・受けない方が

おりますが、その行為は、さらに

先生の心象を悪くします。



チャンスを与えているのにも関わらず、

拒否するのであれば、それは

“最低限の約束を守ったこと”の

評価も下げることになってしまいます。



夏休みの宿題の量が、どうしても

終わりそうにないからと、投げ出す前に、

“最低限の約束を守ること”をした上で、

きちんと先生に“怒られて・叱られて”、

再度やり直して、持っていく「方法」を

試して下さい。



ここで、ソレすら嫌だ、

怒られる・叱られるのが嫌だと、

逃げれば逃げるほど、成績と進級・進学は、

遠のいていきますので、よく考えて、

それらと天秤にかけて、自分のこれからを、

決めて下さい。



冒頭にも書きましたが、

平常点が半分以下になる

という事実を考えれば、

定期テストで何点取らなければ

ならないのか、今までの点数に

プラス何点することになるのか、

そのための勉強は、勉強時間は、

どのくらいになりそうか、

自分で概算するとしても、

どれくらい大変になるか

わかると思います。



もういいや、二学期頑張る、

次のテストで点数取ればいいや、

と簡単に考えて、夏休みの宿題を

投げ出さないで下さい。



そして、もう一つ、これもまた

事実ではありますが、

今後のテストの点数次第で、

奇跡的に免れる可能性があるので、

あくまでも可能性としての事実ですが、

テストの点数が悪く、二学期期末テストを

終えて、“クリスマス・正月”の

1・2・3週間前に、『三者面談』で

呼び出された時、夏休みの宿題を

やっていない・出していないという

“事実”を親御さんの前で言われます。



当然ですが、親御さんに、うまいことを言って、

やり過ごそうとしても、最後の最後で、

怒り倍増となりますので、気をつけて下さい。



奇しくも、その面談は、“クリスマス・正月”の

1・2・3週間前ぐらいにあります。



それが、悲しい冬休みの始まりと

ならないようにしておくことを

強くオススメします。