二学期のテスト前の自由な時間の使い方


二学期は祝日・連休が多く、それも、

狙ったかのようにテスト前に

あることが多いです。



当然、学校・先生は、

『自由な時間』があったのだから、

勉強できないわけがない、

宿題が出来ないわけがないと、

考えます。



まぁ、実際は、

『そうはいってもやってこない』

だろうと思われることが

大半だとは思いますが、

やらなければならない方、

つまり一学期、夏休みと、

『落し』続けてきている方が、

やらないとなると、厳しい態度で

これを責め立てるような、『結果』を

記録してくることでしょう。



この二学期は、一学期以上に『忙しい』や

『時間がない』状況になっていますが、

『忙しい』や『時間がない』を

“言えない”くらいに、自由な時間、

つまり、祝日や連休、秋休みなど、

与えられていることになります。



ですから、『忙しい』や『時間がない』

という“言い訳”は、決して許されません。



こう書くと、まるで休みの日の、

『自由な』時間まで働けという

ブラック企業のように感じられる

かもしれませんが、『普段の日』でも、

『忙しい』や『時間がない』と言って、

“やらない”方が、『溜め込んだ』借金、

ツケ、宿題を、休みの日にやらないで、

どうするつもりですかと、

問いかけているだけです。



休みの日は、休む権利はありますので、

休むのは皆さんの勝手ですし、実際に、

何を言われようとも、休まれることでしょう。



“うるさい”ことを言われて、

気分、機嫌は悪くなるかもしれませんが、

結果として、大してやらずに、

休みの日を満喫されると思います。



しかし、今年度以降、

その『結果』によって、

自ら苦しめられることに

なるでしょう。



宿題などの量もそうですが、

普段の小テストや課題、

さらにはテスト勉強といった形で、

全て、『因果応報』の報いを

受けることになり、

誰が悪いかという話になれば、

全部『やらなかった自分が悪い』

という葛藤に悩まされることに

なると思います。



まぁ、宿題など出す

学校・先生が悪いなどという

幼い結論に達する方は少ないと

思いますが、もし、そう思うのであれば、

もう通っている私立校・中高一貫校など

辞めることをオススメします。



これから先、少なくとも

私立校・中高一貫校であれば、

学年が上がっても、宿題の量は減りませんし、

勉強が簡単になっていくこともありませんし、

むしろ、増える、厳しくなっていくことが

多いでしょう。



嫌だ、面倒だ、いじめだ、虐待だと

駄々をこねるのは構いませんが、

学校・先生は、ただただ『記録』を

取り続け、進級・進学できないことが

決まるまで、その駄々を静観するだけです。



進級・進学できないことが

決まってからは、有無を言わさず、

決定事項を通告して、今後の学校生活を

どうするつもりかの決断を迫ります。



別の学校に行くのか、

それとも学校を辞めるのか、

それともこのまま残り、

卒業だけはさせてもらうか、

それすらさせてもらえないのか。



どうなるかはわかりませんが、

他の友人、知人、クラスメート同様に、

進級・進学させてもらうことだけは

“出来ない”となります。



今年度以降、その決定が

この二学期に決定するように

なっていくと思いますが、

その時、過去の自分を

呪うことにならないように

しておくことをオススメします。



休みの日に、何をしようが自由ですが、

普段の日、あるいは、一学期、前学年と、

『やり残してきた』“もの”があるのであれば、

それを最優先にやらないと、

様々な権利や優遇を得られなくなります。



これは大人になっても、同様に、

やり残してきた“もの”が多く、

大きくなっていけばいくほど、

厳しい状況に立たされることでしょう。



出来る限り、学生の内に、

この休みなどの自由な時間の

使い方はもちろんのこと、

その時間を本当に自由に

“休み”たいというのであれば、

『普段の日』の時間の使い方も

学んでおくことをオススメします。