塾でもそうですが、テスト前は
友達のノートの貸し借りが
流行始めます。
やはり“勉強のできる子”から、
見やすい、よくまとめられている
ノートを借りてきます。
そのノートは大人が見ても、
よくまとめられているわけですが、
そのノートを作れる能力・実力・学力が
あってのノートです。
普段勉強していない方向けに
作られているわけではありません。
何が言いたいのかわかると思いますが、
友達のノートを借りた、写した、書いた、
イコール、サボった授業中の勉強を
取り戻した、友達と同じ状況に
なったと思うのは早計だということです。
友達のノートで助かることもありますが、
あまり意識していないデメリット、
サボったツケを取り戻したという
錯覚、意識、そして、テスト前に
結局それだけの量を覚えられない、
友達が重要とした箇所が詳細すぎて、
自分が理解できない・覚えられないと
いったことになって、失敗したりします。
友達のノートを書き写すのは良いのですが、
自分のノートと友達のノートを
よく見比べておいて下さい。
そして、次のテストには、
“自分”で“自分”のノートを
作れるように発展させて下さい。
友達がいつまでもノートを
貸してくれる保障はありません。
“誰かから借りれば”という甘えは、
テストにも必ず反映されてしまいます。
せっかく借りたノートなのですから、必ず、
自分のノートと見比べて自分のノートを
どうするか、よく考えてみましょう。