4月、クラスにも慣れてきて・・・


学校が始まって第3週にもなると、

新入生でも、学校生活、授業、クラスにも

慣れてくる頃だと思います。



先生、親御さん、大人達に、

いろいろ言われたけど、

何だ、大したことないじゃん、

別に学年が変わっても、

いままで通りの生活と、

なんら変わりない。



勉強しないと授業についていけない。

宿題を出さないといけない。

部活動で疲れる。



別に“そんなこと”ない、

“そこまで”困っていない、

“そんなに”大げさなことに

なっていない。



と、少なからず思い始める頃だと

思います。



そうなってくると、先生、親御さん、

大人達は『嘘』を言っている、

なんて思えてきませんか。



一人一人、各個人個人の、

“今”、“この瞬間”だけのことを言えば、

その通りかもしれません。



大人達が言っていることは、

“大げさな”“うるさい”“うざい”

『嘘』かもしれません。



しかしながら、毎年、毎学年、

毎学期が終わる頃、あーしまった、

なんてことになって、面談となって、

親御さんに怒られて、逆ギレして、

うるさいな、そんなこと、

わかってはいたよ、

そうしたかったよと、

気分を悪くするなんてことに

なっていませんか。



新入生は、まだ経験していないから、

そんなことはないと豪語される

かもしれませんが、在校生は、

記憶に新しい、耳に痛い、

胸に突き刺さる、苦い思い出だと

思いますが、いかがでしょうか。



そんな気分の悪い、嫌な思い出の始まりが、

この時期の、上記のような考えだと思います。



今後もそうですが、学期を重ね、

学年が上がり、やがては学校を卒業し、

社会人になるに従って、

“経験者”の言葉の重みは、そのまま、

後悔の念になって、皆さんの肩に

重くのしかかってきます。



今の世代の親御さんは、ほとんどの方、

ほぼ全員と言っていいと思いますが、

『中学校』『高校』と学校生活を

“経験”してきています。



学校の先生も、当然“経験者”です。



学校の先生の場合、さらに

その先の『大学』まで

経験してきていることから、

『大学受験』『大学生活』の

経験者でもあります。



“その”大先輩の『経験者』の言葉を

よく考えて下さい。



皆さんを“脅かそう”“騙そう”として、

勉強しないといけない、

宿題を出さないといけない、

などと言っているのかどうか。



在校生の2年生・3年生は、

“それが嘘か真か”を知っている

『経験者』のはずです。



よく思い出して、この時期に

気を引き締めて下さい。



新入生、特に中学1年生になった方は、

まだ“経験”していないことだから、

わからないことが多いかもしれませんが、

早めに気付くことをオススメします。



中学校以降は、学校・先生からの

感想・お知らせのような『通知表』から、

各学期で行われる定期テストの結果、

数字としての証拠となる『成績表』に

なります。



学校の勉強“ごとき”、

学校の評価“ごとき”で、

皆さんの未来・将来ある

『選択肢』が狭まる、少なくなる

なんてことのないようにしてみては

いかがでしょうか。



少し“壮大な”話になってしまいましたが、

中学生になったからといって、

急にこんなことをいわれても、

ピンとこないと思います。



現実的な話をすれば、次の、

初めてのテストで、親御さんに

怒られる、褒められるの

どちらになりたいですか

ということです。



褒められるのが難しいという方でも、

怒られないようにしておくことを、

オススメします。



そのためには、どうするか、

どうしておくべきか、

在校生は“経験”をもとに考え、

新入生は“想像”をもとに

最悪の状況を考え、勉強を試し、

実行してみてください。



最終的に、先生、親御さん、大人達が

言っていたことが、そんなこと、

自分には起きなかった

『大げさな笑い話』だったと

笑えるようにしてみて下さい。



慣れてくる今だからこそ、周りの皆も

そう思い始める今だからこそ、

油断せず、自分をしっかりと持って、

気を引き締めてみてください。