中間テスト前、忙しいと思う誘惑の考えですが、
“最悪”期末テストで挽回すればいい、
“今回”は時間がなかったから、仕方なかった。
よい言い訳・逃げ口上ではありますが、
この言葉で、今回の中間テスト前、直前に、
あきらめたかのように、勉強の手を
止める方に少し厳しく、
言わさせて頂きます。
期末テストで挽回できる
保証は全くありません、
むしろリスクを背負うこととなります。
今回時間がなかったのに、
“次回”は時間があるのですか?
作れるのですか? それはなぜ?
どうやって? 本当に作れますか?
宿題やノート作りでもそうですが、
“面倒”だと思うことを、後々に回せば回すほど、
うまく立ち行かなくなるのが世の常です。
テスト勉強、テスト、成績もそうです。
1学期は、中間テストは様子見で、
2学期は、期末テストは、頑張る。
そもそもなのですが、1学期に
「2学期は頑張る」と言っていた方が、
この中間テスト前に、
「期末で挽回すればいい」というのは、
もうすでに、自分で言ったこと、
思ったことを裏切る形、“自分の言ったこと、
思ったことができない”ということを
証明しています。
“そんな自分”をなぜ“次”は
信じられるのですか?
ここで本来思うべきは、
いやいやいや、1学期の時、
「2学期頑張る」と言った、思った
自分は、今まさに「そうしなかった」んだから、
“次”なんて保証はどこにもない、
だから今やろう、今からでもやろうというのが、
あるべき姿だと思います。
漫画やドラマなどで、自分を信じましょう、
自分には無限の可能性があるなど
といった夢のような良い部分だけを、
自分の都合に合わせて、自分の良いように
捉えないで下さい。
自分を信じましょうというなら、
良い意味でも、悪い意味でも、
自分を信じて下さい。
勉強をサボる癖がある人は、
このままだと期末テストの前も
同じように“サボる”だろう、
じゃあ、今少し頑張って、
中間テストでしっかり貯金を
作っておこう。
1ヵ月後、2ヵ月後の自分は、
期末テストの勉強を“サボらない”と
信じ込むよりも、上記のほうが
よっぽど自分を信じている、
わかっていると言えます。
無限の可能性に関してもそうですが、
それらは、やるべきことをやった人が、
無限の選択肢を得られるということを
指します。
何もしない方は、むしろ可能性を
狭める結果となります。
なんとも夢のない、
優しくないこと書きましたが、
期末テスト前に頑張れるというなら、
中間テスト前“も”頑張れるはずです。
明日から無限の可能性がある、
新しい自分になれるというなら、
今日から“も”、今から“も”、
無限の可能性があり、
新しい自分になれるはずです。
中間テスト前で追い込まれてくると思ってしまう
「期末テストで挽回すればいい病」に
警告がてら書かせて頂きました。
中間テスト前の“今”、期末テストのことを
考えても仕方ありません。
目の前の中間テストで、この2学期の成績を
決めてやるという意気込みで、
“全ての教科”を頑張ってみて下さい。