一学期中間テストに向けての勉強~全般編~ですが、
2年生、3年生は、もう“わかっている”、
“経験してきている”ことだと思いますが、
『失敗してきている』『失敗した』のなら、
もう一度改めて、考え直してみて下さい。
1年生は、初めてのことだから、
迷いや不安もあると思いますが、
まずは聞いて・読んでみて下さい。
一学期中間テスト、これは一年間で
受ける定期テストの中で、最も簡単で、
最も点数が取りやすいテストです。
多くの私立校、そして中高一貫校を見てきて、
『学校の定期テスト』対策を行ってきての、
一つの結論です。
2・3年生は、『今思い返せば』と
思える・わかるでしょう。
1年生は、二学期・三学期と授業を、
テストを重ねるごとに、つまり“後々”になって、
気付く、気づかされると思います。
習っていること、テスト範囲もそうですが、
一番最初、つまり一年間のテストの点数が
まっさらな状態で受けるという“精神的”にも、
楽な状況・状態だからこそ、一年間で受ける
定期テストの中で、最も簡単で、最も点数が
取りやすいテストと言えるわけです。
ほとんどの方が、二学期・三学期になってから、
学年が上がってから、あー今思い返せば、
あー今改めて、教科書、テストを見直してみれば、
「なんて簡単だった」
「なんて点数がとりやすかったんだ」と、
思います。
じゃあ、なぜ、実際には、
難しかったのでしょうか、
点数が取れなかったのでしょうか。
これに対しても、ほとんどの方が
テスト後になって、こう答えます。
いや、“もっと”簡単だと思って。
いや、単純なミスをしまして。
いや、最初のテストだから油断してて。
新入生なら、まだしも、2年生、
特に進級・進学が関わってきている
3年生にもなって、上記のような
悠長なことを言っていて、大丈夫でしょうか。
後々の苦しさ、迫れる、怒られる、
うるさく言われるのは、嫌な気分になる、
ムカツく、ウザい、と“なること”は
もう“知って”いるはずです。
今年度になると、学年が上がると、
何で余裕を見せるのでしょうか。
“学年”が上がった、進級・進学できた、
という『自信』でしょうか?
『実力』でしょうか?
この勘違いを取りさらわなければ、
一学期中間テストに向けての勉強も何もありません。
一学期中間テストに向けての勉強に入る前に、
まずは、この意識、感覚、感情、思いを
捨て去って下さい。
“そう”でなければ、必ず失敗します。
一学期は、二学期・三学期以上に、
余裕を見せずに、死に物狂いで、勉強をして、
一点二点でも多く点数を取る、いえ、
“稼ぐ”つもりで、テストを受けなければ、
失敗する=テストで点数が取れない、
成績が取れないということになってしまいます。
そして、一度失敗してしまえば、
一学期だからと許されれば、もう怖いものなく、
二学期・三学期と転げ落ちていくことになる。
“これ”は極端な言い方ではありますが、
“これ”に当てはまって、学年を上がって
きてしまうと、なかなか抜け出せなくなる、
負のスパイラルとなってしまいます。
昨今の学校の教育方針、カリキュラム、
授業数、授業内容を踏まえると、
“これ”に陥ってしまった方と、
頑張った方との差が広がってきております。
ほとんどの私立校、中高一貫校では
相対評価ではなく、絶対評価なので、
他の方のテストの点数、成績は
基本的には関係ありませんが、
テスト、成績の『評価の基準』が
問題になってきます。
つまり、テスト、成績の『評価の基準』が、
できる・頑張っている方に合わせたものになるのか、
苦しんでいる・悩んでいる方に合わせたものになるのか、
ということです。
学校側も苦渋の選択なのかもしれませんが、
これからの皆さんは国際化、情報化、脱ゆとり
というテーマの中で、巣立っていくことに
なりますので、評価の基準が厳しくなると
思って下さい。
学校・先生側は
「できない・やらない方に合わせず、
できる・やる方に合わせる」、
これは極端な書き方をすれば
「できない・やらない方が悪い」
という風に、切って捨てるような
表現ができます。
しかし、“それ”が最終的に
大学進学までを目指す、
私立校、中高一貫校の、
学校としての存在意義、
教育方針ですので、
それが気に入らなければ、
どうぞ他校へということに
なると思います。
今までの自分のことをよく考えて、
“後々”になって、できない・やれないと嘆く、
泣き言を言う、拗ねる、不安になる、くらいなら、
毎学年ごと、この一学期に『貯金』を
しておくことをオススメします。
最初の授業で、学校の先生の説明で、
5~6回の定期テストで「大体・平均」で、
50~60点取っていればいいということは、
年間を通して、合計250~300点を
取ればいいわけです。
この一学期2回の定期テストで、
80点、90点を取ってしまえば、
二学期以降の残り3回の定期テストで、
“合計”90~100点前後、
つまり“平均”30点を取れば、
学年通しての『点数』『成績』が
取れる=単位認定となるわけです。
まぁ、二学期以降にそこまで極端に
点数を下げる必要はありませんが、
“そうなる・下がる”かもしれないのなら、
この一学期に点数を貯金しておく・稼いでおく
必要があります。
こういった考え、計画を思いつき、
行動に起こせる方が、「臨機応変」に
対応できて、「要領の良い」生き方が
できるということです。
先々のことを見据えずに、
予想・予定もせずに考える・行う、
「臨機応変」は「その場しのぎ」といい、
「要領の悪い」生き方となります。
自分がどちらにあたるのか、よく考えての行動を
起こせるようにしてみて下さい。
具体的な勉強の続きは・・・
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