“成績”計画表を立ててみる


進学・進級要綱を確認した上で、自分が取るべき

一年間の成績の計画を立ててみましょう。



成績は、定期テストの点数以上に、

計画を立てづらいとは思いますが、

進学・進級要綱をよく読めば、

見えてくる計画もあります。



例えば、年間を通して、成績「3」以上の成績を

取らなければならない場合、1学期、2学期、3学期の

3回の成績において、総合計で「9」を取れば良いと

考えることもできます。



1学期、2学期と頑張って成績「4」を取り、

合計「8」となれば、3学期は最悪「1」となっても

大丈夫と考えたり、毎年の傾向として、1学期は

大抵成績を落とすので「2」、2学期は頑張って「3」を

取るから、3学期は「4」を取らなければダメだと

考えたりもできると思います。



テストの点数以上に、決まった成績の値を取るの

至難のことだと思いますが、少なくとも「●」、

または「☆」取れればラッキーと考えるくらいは

できると思います。



まさかと思いますが、毎学期、全教科「5」を取る!

なんて計画を考える方はいないと思いますが

そのくらいの成績をとらないと、進学が危ない

という方もいると思います。



そうした際に、やはりよく見ておかなければ

ならないのが、進学・進級要綱です。



成績「3」の場合でも、検定の級取得、

例えば漢検・英検・数検など、

こういった検定で級を取った場合、

成績「3」でも、成績「4」扱いとするといった

進学・進級要綱もあったりします。



もし、自分が、成績「☆」を取れるかどうか

わからないというのであれば、

上記の裏技のような方法で、

成績を上げるのも一つの手だと思います。



このようなことを“計画”するのが、

成績の計画を立てるといえます。



なかなか思い通りにいかないかもしれませんが、

計画しないで、気付いたら、進学・進級要綱から

外れてしまっていて、もう進学不可・留年が

決定してしまったとなってしまう前に、

必ず一度計画してみて下さい。



中高一貫校では、基本的に、最終的には

“成績”を重視されます。



一年間の5回のテストで、3回高得点を取ろうが、

1回くらい100点満点、90点を取ろうが、

学年の平均点が低かろうが、成績に反映されない場合、

全くの無駄な努力に終わってしまうことがあります。



“テスト”で高得点とるから、2学期・3学期の

“テスト”で挽回するからと皮算用をしていると、

“成績”から、悲劇が発生することに注意して下さい。