中学3年生の
勉強の仕方
~理科編~


中学最後の理科は、もっとも点数差が激しくなることが予想されます。



各学校・各先生で、修学状況が変わってくると思いますが、

大体、理科1分野では、化学反応・運動・エネルギー、

理科2分野では、細胞・遺伝・天体という分野をやることになると思います。



理科1分野は高校で習う化学・物理の“さわり”をやることになりますので、

好き嫌い・得意不得意がはっきり出てきます。



理科2分野は、“覚えればいい”だけと思われがちですが、

高校以降で習う生物・地学を見据えて、“考える”テスト問題が出題されてきます。



毎学年の勉強の仕方でも提案していることではありますが、

この理科分野で習うことは、分野・単元に関わらず、好き嫌い・得意不得意に関わらず、

テストで点数を取れるようにしておくことが重要になってきます。



高校以降は、3~4科目に分れ、それぞれの科目で、“単位”を取らなければなりませんので、

どれか一つを『1』ないしは『2』という成績をとってしまうと、進学・推薦受験において、

“不利”になってしまうこととなります。



特に、主要科目の数学・英語で、テストで、成績で不安を持っている方が、

この理科でさらに足を引っ張ることになると、進学・受験に黄色信号が点ることになります。



すでに、この中学3年次の進学において、主要科目の数学・英語に加えて、

理科に不安要素を持っている方は、1学期になる前から注意が必要です。



上記したように、理科は分野・単元によって、点数差が激しくなります。



それは、他の友達とのテストの点数との差もそうですが、

1学期中間・期末、2学期中間・期末での“自分自身”のテストの点数にも、

差が出てしまいます。



つまり、ここで、4回のテストの合計点が、進学に大きく関係してきます。



1学期中間・期末に、60点・50点の平均点をとって、

2学期中間・期末で、30点・40点の赤点となって、

4回のテストの合計は、180点。



仮に、進学するに当たり、4回のテストの平均点数が50点を超えなれければ

ならない場合、4×50=200点を越えなければならないことになります。



上の点数(180点)では、『不合格』となってしまいます。



1学期で60点、50点を取って、安心していて、単元が変わって、

点数がガタ落ちして、進学要綱に引っかかってしまう。



意外なことに、毎年、何人かの方が、こういったことになってしまいます。



それほど、理科は、点数が安定しない、つまり、

『各テスト、各学期に取った点数で安心できない』科目となります。



中学3年次に、“これ”になってしまうことは、特に、主要科目の

数学・英語を頑張って、『合格』、進学要綱を満たした方にとっては、

かなりの悲劇だといえます。



そうならないためにも、理科においては、徹底した“管理”が必要になってきます。



具体的な勉強の続きは・・・


【私立校・中高一貫校生 中学3年生の勉強の仕方】


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