他校の友達は関係ない


他校の友達とのテスト日程のズレから、

自分のテストをないがしろにしてまでも、

他校の友達との友情を育む方が

増えてきております。



気を許せる、気持ちをわかってくれる、

慰めてくれる、一緒に苦しんでくれる友達は、

非常に大事な存在かもしれませんが、

他校に限らず、自分の学校の友達ですら、

自分の勉強、テスト、成績をどうこうできる

存在ではありません。



ついつい、流されて、遊んでしまう、

話し込んでしまう、メールやラインのやり取りに、

時間を費やしてしまうなど、テスト前、

そして最も懸念材料がテスト中のやり取りです。



テスト中、一日一日のテストを終えると、

それだけで大仕事を終えたように感じ、

ちょっと打ち上げ、ちょっと息抜きにと考え、

自分の学校の友達はさすがに気が引けるので、

他校の友達と一緒に、なんてことになってしまうと、

もうテストはボロボロです。



中間テストといえど、そんな調子で取れるほど、

甘くありません。



むしろ、“期末”テスト中に、

テスト前にそんな余裕を作る、

作りたいと思うのであれば、

この中間テストは死に物狂いで

点数を取りに行くべきです。



幸いなことに、この二学期中間テスト、

あなたに限らず、皆さん、そうやって

甘く考え、見積もって、軽く受け流す

くらいの気持ちで受ける方が多いので、

平均点が下がりやすく、逆にここで

高得点をとっておくと、かなりの貯金、

そして、先生への心象も良くなります。



今後もそうですが、皆がサボる、

やらない、だらける、そんな時に、

きっちりと成果・結果を、努力を示すと、

その成果・結果、努力は、

普段の何倍も印象付けられます。



そういったことをすることを、

汚い打算、こずるい、小賢しいと

バカにする方ほど、効率・効果的勉強を

行うことが難しいでしょう。



バカにするのであれば、“普段”から

“コツコツ”とやって下さい。



それができないので、

効率・効果的な方法を求めておき、

その上、方法・手段は格好の良いものを

選びたいなんてことを言っている限り、

学校のテスト・成績“ごとき”はおろか、

将来・未来・夢に関しても、底が知れています。



効率・効果を求めるのであれば、

方法や手段を選んでいる場合では

ありません。



特に時間が差し迫っている中、

『格好の良いもの』を選びたいなんて、

何様のつもりかはしりませんが、

“そうやって”きたから、

今の状況・状態となったことに、

早く気付かないと、どんどん、

今風で言う、“詰んで”しまいます。



この二学期中間テストにおいて、

そんな格好の良いことを言えるだけの、

余裕、つまり結果・評価=テストの点数、

成績をとってきていますか。



こう書くと、学校生活、自分の人生を

決めるのは、テストの点数や成績だけじゃない、

人の可能性を、人格を、価値を測るのは

テストの点数、成績じゃないと

まるでドラマや漫画の主人公の

セリフのようなことを言う、

思う方がおりますが、じゃあ、

“何”が、決めるのですか、

“何”で測るのですか、そして、

皆さんの言う“それ”で、

現実として、事実として、

決まっているのですか、

測られているのですか。



あげ足取りや屁理屈は言い始めたら、

きりがありませんので、この際、

テスト前、テスト中に、現実を見れるまで、

吐き出せるだけ吐き出して、すっきりしてから、

テスト勉強をして下さい。



上記したように、この二学期中間テストで

点数を取っておけば、確実に、2ヵ月後の今頃、

12月の上旬、期末テストが楽になります。



“早い方”だと、良い意味でも、悪い意味でも、

『進級・進学』という未来がどうなるのか

「決定」します。



それらを磐石のものしたいのであれば、

どうすべきか、あげ足や屁理屈を

言っている場合かどうか、

よく考えておくことをオススメします。



また、ここで少し脅しのように

書かせて頂きますが、

中高一貫校生、私立校生で、

進級・進学が決まる

二学期期末テストまで

ギリギリを楽しんでいて、

“コケ”てしまった場合、

転げ落ちる先は、

どん底の谷底だと思って下さい。



そこから先、這い上がれるのは、

180度、それこそ生き方・人生を

変えるくらいの勉強をしなければ、

受験テストでも失敗、学校のランクを

二つ・三つ下げても、失敗することに

なると思って下さい。



これは、生徒本人の実力、能力

ウンヌンではなく、この時期の

“時間”の使い方、過ごし方が、

そして、その“時間量”が

そのまま影響するからです。



こう言われても、12月まで

やらない方はやりません。



おそらく“なってみないとわからない”

ということでしょうから、

どんな説教も無駄だとは思います。



ですが、一つだけ、

この二学期中間テストで

“試して”みて下さい。



テスト結果が悪くて、

親御さんに怒られて、

気分が悪くなって、という状況で

“次”の勉強をしようと思うか、

やる気が出るか。



進級・進学の合否が出ると、

約2~3週間、つまり今年中、

そして冬休みが終わるまで、

無気力、脱力が続き、結果、

気付いたら受験テスト1ヶ月前を

切っている、どうしようどうしようで、

また焦ることになる。



回りの友達は進級・進学が決まって、

バカ話をしている中、一人悶々と

悩むことになる。



というのが、“想定”できたら、

そんな未来に“なってみてわかった”で

よいのかどうか、そして今

“なってみないとわからない”で

済ましていいのかどうか、

よく考えておくことをオススメします。



他校の友達の話から大分話が

ズレてしまいましたが、

そういう話になる第一歩が、

二学期中間テストを軽く見る言動

=他校の友達と遊びに行くなど、

となるわけです。



親御さん、大人達は、

“そうなる可能性があることを

わかっている”から、忠告しています。



なってみないとわからない

かもしれませんが、

いつまでもそう言ってて

いいのかどうか、

よく考えてみて下さい。