テストの見直しはできれば、
塾の先生、親御さん、
友達としてみて下さい。
その時に改めて気づくと思います。
なぜ、間違えたのか?
なぜ、点数が悪かったのか?
なぜ、正解したのか?
なぜ、点数が良かったのか?
意外かもしれませんが、
正解した問題、回答に関しても、
一度考えてみてください。
他の人が見ると、指摘があると思いますが、
なぜこんな難しい問題が解けたのか?
という箇所が必ずあります。
間違えた理由や点数が悪い理由は
すぐに何個も言えるのに、
点数が良かった点、正解した理由に関して、
なぜか理由を言えない方が多いです。
その問題を解けた・答えられた理由が
必ずあります
そこに得点アップの解決策が
隠されていることが多いです。
よく、見直しでは、
間違えた箇所をやって、
間違えた理由を探します。
これはこれで正しいのですが、
この理由はテストを受けた、
勉強をした生徒本人が
よくわかっているはずです。
周りの人間が指摘しても、
今度気をつけようぐらいにしか
感じません。
しかし、こんな問題をよく解けたなと
思う箇所に関して、そのままにして
いくことがあります。
ここにこそ、注目して下さい。
なぜなら、その問題を解けた理由
=自分が問題を解ける・単語を覚えられる
勉強法のヒントが隠されているからです。
なぜ、その問題が解けたのでしょうか?
また、なぜその単語を覚えていたのでしょうか?
簡単なミスをしてしまった、
考えてもできなかった、
覚えられなかった問題とは
あきらかに違います。
そこを解けた理由、
覚えていた理由がわかれば、
かなり効率のいい勉強が
できるようになります。
これは確実に自分に合った
勉強法となります。
今回、ある生徒に、ある教科の点数が
20点上がった理由を聞きました。
本人は、考えて言いました。
勉強時間が前回より
50時間ぐらい違う(多い)と。
勉強時間に関しては、以前の日記に
多ければいいわけではないと
書きましたが、この場合、
この生徒にとっては
勉強時間が多ければ多いほど
点数が取れる結果となっております。
であれば、この生徒にとっては
勉強時間が多い=点数アップする、
という考えで構わないわけです。
いろいろな勉強法を
とやかく言っておりますが、
生徒本人が点数が上がった理由を、
この方法で点数が上がったんだ
というのであれば、その方法が
一番最適であり、今後もその考え方で、
勉強を進めていくべきです。
授業中、先生が言っていたのを
“たまたま”聞いていたのを
覚えていたというなら、
今度は毎授業“真剣に”
聞いてみてください。
宿題を何回もやり直した
箇所が出たからというなら、
次回は宿題以外に教科書、
ノート、参考書の問題を
同じようにやってみてください。
自分に合った勉強法のヒントが
必ず見えてくると思います。
なぜ悪かったのかと同時に、
なぜ点数が取れている箇所があるのか?
なぜそこを覚えていたのか?
を必ず見直して考えて、
結論付けていって下さい。
自分だけの点数アップの勉強法が
必ず見つかるはずです。
是非、やってみてください。