テスト期間中に友達との真の関係を築く


テスト期間中は気分が高揚し、

集中力が高まり、ある意味、

テンションも高くなりがちです。



自分自身を奮起させることは

非常に大事ですが、一歩間違えると、

勉強以外のことに楽しみを覚え、

そちらのほうに現実逃避(集中)しがちです。



塾でもテスト前日、期間中に、

異常なまで友達と騒ぐ方がおりますが、

その状態で覚えることはほとんど

頭に入りません。



塾では場合によって、テスト前日・期間中でも

帰って頂く事があります。



塾で友達と騒ぐぐらいなら、

家で一人ゆっくりと休んでください。



特にテスト前日夜遅くまで勉強して、

眠気がピークになる、テスト終了後は、

友達とふざけて時間を過ごすくらいなら、

しっかりと休養をとりましょう。



また、テスト期間中は緊張感を保つこと、

他の情報を頭にいれないように

勧めております。



今日受けたテストが思ったよりもできた、

自分は天才かもしれないと、過信しがちですが、

それはテスト期間中の錯覚です。



常に次のテスト、明日のテストに集中し、

終ったテストの余韻に浸るのは、

全てのテストが終わってからに

してください。



テスト期間中に、急に多弁になったり、

騒いだりする方は、虚勢を張るのと同じで、

多くの方が総合的にみて、テストで

失敗しております。



テスト期間中に「できた」

「●●点は取った」と思うことが、

次に受けるテスト、翌日に受ける

テストでの失敗・ミス・不安を

生むだけです。



友達とはそういう話をするのを

せいぜい数分で終らせ、

必ず、次に受けるテスト、

翌日に受けるテストの勉強を

少しでもして下さい。



それまでにテスト勉強をしていれば、

次に受けるテスト、翌日に受けるテストの

勉強を始めさえすれば、すぐに集中できますので、

うまく切り替えましょう。



といっても、どうしても友達と

話したくなるのが、心情だと思います。



その場合、友達との話しをうまく利用して、

次に受けるテスト、翌日に受けるテストの

勉強をしてしまいましょう。



話しの途中でも、次に受けるテスト、

翌日に受けるテストの問題を出し合う

などすれば、友達もその話しに

のってくるはずです。



お互いのテストの結果、傷を舐めあって、

次のテストを一時でも忘れようと思うよりも、

少しでも向上しようとする気持ち・行動を

起こせば、友達にとっても、

自分にとっても利益となります。



本当に友達を友達だと思っているのであれば、

足の引っ張り合いは止め、手に手を取り合って

協力して、一緒に向上することを達成しましょう。



いずれわかると思いますが、

そういうことができる友達が、

今後の人生においても、

長く付き合える友達に

なっていきます。



特に中高一貫校生の場合、

進学・進級ラインの分かれ目での

岐路が、足の引っ張り合いに

よるものが多く、非常に

人間関係がこじれます。



大抵の方が、裏切られた・あいつだけ

ズルいということになりますので、

注意して下さい。



普段、友達のあいつは元々頭がいいから、

才能があるからと言って、

友達をたてている方ほど、

その友達によって、自分はダメになった、

ダメにさせられたと思うことになります。



そういう自分勝手なことを言うように

なってしまわないように、

友達との付き合い方もぜひ学んでください。



テスト期間中こそ、お互いがお互いを

高められる存在としての関係を

築けると思います。



ぜひ試してみてください。