平常点の取り方
~副教科編~


知らず知らずにもっとも平常点を落としているのは、

この副教科科目でしょう。



というよりも、他主要科目と異なり、

『授業』という意識も少なく、趣味的活動、

気晴らし、課外活動的な感覚で、遊んでいる、

楽しんでいるということが多いと思います。



テストや成績もそこまで“気にしない”のあれば

もう、平常点なんて考えもしないことでしょう。



まぁ、先生に静かにしろ、課題をやれと、言われたら、

やれやれ仕方ないなということで、動く程度でしょう。



そこまで本気でやらないでも、別に成績も取れている。



そういう認識でいるかと思いますが、実は違います。



『もらえて』いるだけです。それも先生の温情で。



主要科目以外の副教科科目で、それだけで、

進級・進学できなかったという話は

聞いたことはないでしょう。



副教科科目はどんなに悪い成績でも、

『出席』する、『参加する』だけで、

『2』以上の成績をもらえることに

なっていると思います。



課題を出さなかった、授業を受けなかったら、

『1』をつけることがあるかもしれませんが、

課題を出していて、授業を受けていれば、

それだけで、基本的には『3』はもらえるものに、

なっていると思います。



これは別に私立校・中高一貫校に限らず、

全ての学校でそうなっていることでしょう。



ですから、主要科目を差し置いてでも、

そこまでこの平常点を取りにいきましょうと

提案する教育関係者はいないと思います。



ですが、全般編でも書きましたが、

私立校・中高一貫校の場合、

この副教科科目も手を抜いていると、

他の教科に“悪影響”する可能性を

忠告しておきます。



『職員室』で噂になることはもちろんのことですが、

副教科科目でふざけ始めれば、理科・社会、国語と、

ふざける時間が増えていくことになるでしょう。



そうなると、副教科科目も含めて、

オール『2』や『1』という、

目も当てられない成績を取ることに

なることもあります。



ここまで来ると、おそらく呼び出し面談となって、

先生ではなく、学校、校長や教頭面談となって、

この先、学校生活を続けていくのかどうかの

『確認』と『約束』をすることになるでしょう。



このレベルまでの呼び出し・面談となった時、

もう進級・進学が、勉強や成績と天秤に

かけられているのではなく、『学校生活』

さらには、『人間性』まで問われて、

天秤にかけられていると思って下さい。



何か一つでも問題を起こそうものなら、

はいさようならとなりかねませんので、

『そこまで』の呼び出し・面談となった方は

『覚悟』を決めて、生活はもちろんのこと、

人生観すらも、180度変えるつもりでないと、

進級・進学はかなり厳しいでしょう。



その傾向、その道に進み始めるのが、

この副教科科目の成績でしょう。



そして、その成績の大部分を占めるのが平常点です。



『それ』が取れていないとなると、

かなり厳しいことになります。



基本的に、平常点を重視する傾向がある

副教科科目は、テストの点数で、

一発逆転というのは難しいです。



高得点、それこそ満点を取っても、

挽回できない可能性がありますので、

これこそ、最も、定期テストで

挽回できない教科だと言えます。



そのことを知った上で、わかった上で、

授業を受けていないと、“多少”ふざけても、

寝てても、課題が遅れても、成績がもらえると、

『勘違い』し、さらに、そのまま勘違い『し続ける』

教科となってしまいます。



もっとも、勘違いしていても、

進級・進学に大きく関わってこないので、

そこまで気にしなくても大丈夫といえば、

大丈夫とはいえますが。



しかし、進級・進学要綱で、主要科目の補填になる、

あるいは、他校(指定校)推薦の要綱として、

必要となってくる場合は、この副教科科目も、

一定以上の成績、つまり上位成績『4』以上の成績を

修めておくほうがいいでしょう。



他主要科目と同じように、

『普通に』受けているだけで、

上位成績『4』以上の成績を

修めることができるとは思いますが、

どうしても『4』の壁を超えたいという方は、

つまり最高成績の『5』を取りたいというのであれば、

部活動や趣味でやっている方と、肩を並べる必要が

出てきますので、少し、気を張らないとならない

教科となります。



それでも、部活動や趣味でやっている方より、

『努力して』いることを評価する先生もおりますので、

『頑張って』いさえすれば、それが目に見えて、

結果・成果として出せれば、最高成績の『5』を

取ることも可能です。



意外に、ちょっとした『努力』『気遣い』をするだけで、

取れたりすることもありますので、試しにやってみては

いかがでしょう。



具体的な勉強の続きは・・・


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