一学期期末テストを終えたら、すぐに夏休みに切り替える


テストも終わり、懺悔や後悔のフリ、

悲劇のヒーロー・ヒロイン、喜劇のピエロを

演じるのも、もういいでしょう。



週末で十分にリフレッシュ、

リラックスができたと思いますが、

まだ足りませんか。



それとも、きちんと書面で、

現実を見せ付けられないと

帰ってこれませんか。



嫌味に聞こえる内はまだいいのですが、

こういった言葉が重くのしかかる時には、

後戻りのできない、変えることのできない

いばらの道を歩いていると思って下さい。



この日記にも何度も書いてきておりますが、

私が言うことは、何の効力も、権力も、

権限もありません。



皆さんが通う学校においては、

特に私立校・中高一貫校においては、

記録されたテストの点数と成績で、

全て判断されます。



進級・進学したいと、誰よりも長く深く強く、

悩もうが、思おうが、考えようが、願おうが、

全く関係ありません。



学校の勉強以外のことであれば、

皆さんの夢や理想においては、

もしかしたら、強く思っていれば、

叶うかもしれないかもしれませんが、

少なくとも学校の勉強は、勉強ごときは、

思いなどの無形のものの長さや深さや強さは

一切関係してこないです。



夢も希望もないことを書くな

と思われるかもしれませんが、

これが一発逆転ができる受験テストと、

積み重ねる点数、成績の

学校の定期テストとの決定的な違いです。



いつでも、いつからでも、やる気になれば、

頑張れば、全てがひっくり返ると

今までのことが許されると、帳消しになると、

勘違いしている方ほど、学校での進級・進学に

悩まされることになります。



決め付けで言われると

ムカツクかもしれませんが、

たかだか、学校での進級・進学ごときで、

右往左往して、その時の気分で、

やったりやらなかったりとしている限り、

受験でも望むような結果が出るとは、

到底思えません。



受験テストの“予行練習”というくらいのつもりで、

学校の定期テスト“ごとき”をこなさないと、

あなたが希望する学校への進学は厳しいと

思ったほうがいいでしょう。



こんなこと、昔であれば、自分で気付いて、

自分で修正して、自分でどうするか考える方が

多かったのですが、今は“アドバイス”してくれる方が多く、

その多くの言葉(アドバイス)の中から、

自分にとって、都合の良い、アドバイスを

選べばいいようになってきていて、

さらにそれを選ぶのすら、探すのですら、

面倒、誰かやってくれという姿勢・態度の方が

増えてきているように思えます。



いつまで続けるのか見物ではありますが、

いつまでも続くと思っていると、

取り返しのつかない状況になりますので、

早めに気付くことをオススメします。



さて、小うるさい説教はこれくらいにして、

こんな現実は、期末テストを終えて、

結果(成績)を貰い、夏休みを迎える

皆さんにとって、どうでもいいことでしょう。



こんな時こそ、

『過去を顧みずに、未来だけを見る』を

やって下さい。



つまり、過去(変えることのできない成績)を

いつまでも引きずるのではなく、直近で起きうる

未来(今後起こる具体的なこと、身近なこと)に

取り組みましょう。



直近で起きうる未来(今後起こる具体的なこと、

身近なこと)とは何でしょうか?



一番、わかりやすく、誰でも、いつでも、

いつからでも始めることができるものが

あります。



夏休みの宿題です。



なんとなく、頭が良くなる勉強を、

なんとなく多く、長く、いっぱい、

やる必要はありません。



そんなこと考える必要もありません。



学校の先生が、優しい先生が、

勉強をしやすいように、

目標・計画が立てやすいように、

具体的に、わかりやすい勉強の道具、

『夏休みの宿題』を用意してくれる、

くれているはずです。



“まず”は、それをやることに集中しましょう。



それが終わってから、皆さんの考える、

“高尚な勉強”を、どうやるか、いつやるか

どこでやるかと考えて下さい。



最近は、こういった“勉強”をどうやるか考えて、

悩んで、考えて、悩んで、なかなか手を出せない、

進まないという方が増えてきているように思えます。



そんな“高尚な勉強”をやるほど、

勉強が好きになったのですか。



いつからそんな勉強をしようと

思ったのですか。



“結果(成績)”が出てから、『格好つけて』、

そんなことを考えても、続きません。



それならば、『目標達成』が

わかりやすい夏休みの宿題を

“7月中に”やりきってみませんか。



そちらの“勉強”をした方が、

よっぽど有意義に“勉強”できる

と思いますが、いかがでしょうか。



期末テストを終えた今、

実質『夏休み』になっています。



7月の夏休みは、約2週間あります。



夏休みモードに切り替えて、

宿題に取り組んでみては

いかがでしょうか。