宿題を早く終わらせる方法


基本的には、宿題など大量に出された課題は、

少しずつコツコツと毎日やるものですが、

どうしても溜め込んでしまう方、最後の最後で

答えだけ写す方が続出するのはいつの時代も

同じようなものです。



特段、今の時代の子供たちが

ひどいとは言いませんが、

私立校・中高一貫校生の場合は、

この宿題が命取りとなりかねませんので、

上記のような溜め込む癖のある方、

答え丸写しで宿題の意味がない方に向けて、

宿題を早く終わらせる方法を書きたいと

思います。



まず宿題は、出されたその日にやりましょう。



最悪でも、出された週の週末までに

手をつけて下さい。



次に、コツコツやろう、

一日●ページずつやろう

という考えを捨てて下さい。



そもそもその考え方でやって、

今までうまくいっていないのですから、

いつまでもそんな考えにしがみついたり、

急に自分が、人格が、性格が、

気持ち一つで変われるなんて

考える、思っていること自体が、

宿題を終わらせることを

遠ざけてしまいます。



できないことは素直に受け入れて、

その対策をして下さい。



じゃあ、どうするか、

という具体的な方法ですが、

仮に宿題が30ページ近く出されたと

仮定して話を進めさせて頂きます。



この30ページ、普通であれば

一日ではそうそうできません、

部活がない日だとしても、

学校から家に5時前に帰宅して、

夕飯までの2時間、夕食後寝るまでの

3~4時間、最高6時間ぐらいで、

30ページとなると、一時間で

5ページの速さでやらなければ、

できません。



普段宿題をやらない人が、

その速さで宿題をやることは

難しいと思います。



しかし、無理やりにでも、

この30ページを一日で

やってもらうのが、

宿題を早く終わらせる方法です。



そんなの無理だと思われると思います。



その通りです、“一問一問”を

時間をかけてゆっくりというのは

無理です。



そこで、次の方法をとって下さい。



一問30秒考えて、わからない問題、

計算などが面倒だと思う問題は、

飛ばして、次の問題を解いていって下さい。



宿題と言われると、一問一問丁寧に、

と考えがちですが、問題集をざっと

見てもらえればわかると思います。



ざっと見て、“問題集の順番どおりには

並んでいないけど”解けそうだなと

思える問題が、散らばっていると思います。



まずその問題の解答を埋めて下さい。



そうすると、1時間内で、30ページ近く

ある宿題のページが少し埋まると思います。



これで、ある意味宿題は完了です。



自分の力で、30秒考えてできた問題、

これがあなたの実力で、その問題が

少なければ少ないほど、面倒なのは

次の日からの学校生活です。



授業前後に先生、または友達に、

その“30秒考えて出来なかった問題”を

教えてもらいに行ってください。



“空欄が多いが、最後のページまで

少しはやってある”のと、

“全くやっていないで、

 最初から人に聞く”のでは

先生も、友達も態度が変わってきます。



最後までやってある=宿題を終えている

という印象から、空欄となっている問題は

“本当にわからなかった問題”なんだなと

思われ、丁寧に教えてもらえるはずです。



そうして、空欄部分は

“学校内”で終わらせて、

宿題完了です。



いかがでしょうか?

家でやるのは2時間ぐらいでしょう。



それも宿題出された

その日の“2時間”だけ。



そしてこの方法は、最悪の場合、

このまま提出しても、一応

“宿題をやってきた証拠”として

出せます。

(空欄部分の答えを赤字で

 書かなければなりませんが)



この方法は、皆さんがよく使う、

最後の最後友達の答え丸写し(約3時間)、

徹夜で終わらせる(約6時間)よりも

よっぽど早いと思います。



出来るところを早く終わらせ、

できないところは、学校で

先生に、友達に聞いて終わらせる。



家でほとんど宿題なんかしなくて

済む最善の方法だと思います。



ぜひ試してみて下さい。