祝日・連休が多い二学期


二学期は祝日・連休が、

一学期に比べて多くなります。



また、学校行事も少し増えてきて、

部活動も活発になってくると思います。



そうなると、忙しさの緩急が

激しくなります。



一学期の時点で、『忙しい』を理由に、

勉強を、宿題をサボった方は、

この二学期を改めて考え直して下さい。



一学期に出来なかったことを、

さらに忙しくなる二学期に

本当に出来るかどうか。



そこで、この忙しさから解放されるために、

与えられたかのように設定されている、

祝日・連休が関わってきます。



この祝日・連休をどう過ごすか。



ここで、去年のことを

よく思い出してみて下さい。



二学期の祝日・連休。



遊んだ、楽しんだかもしれませんが、

その遊び、そのイベント、

そのやりたいことを、やったことを、

『今』思い出せますか?



何が言いたいかというと、思い出せない、

「その程度」のことに、二学期の貴重な

祝日・連休の時間を使っていませんでしたか?

ということです。



昔、塾でもおりましたが、

ゲーム好きで、ゲームが命、

ゲームのことなら何でもできる、

何時間でもできるという方に、

上の問いをした時、返ってきた答えが、

『わかりません』でした。



もちろん、その時期、ハマっていた

ゲームに関してはうっすら覚えて

いましたが、じゃあ、その連休・祝日に、

どんなゲームをどれくらいやって、

どこまで内容を進めて、どうしたのか

(クリアしたのかどうか)を聞いたら、

覚えていませんでした。



私個人の偏見、あるいは大人から

見ればなのかもしれませんが、

「その程度」の好きや得意は、

なかなか認められません。



社会でも、認められていないのでは

ないでしょうか。



祝日・連休中に、世界大会に出て、

優勝こそしなかったものの、

良い思い出として

今でも記憶に残っている、

でもそのために、学校の勉強を

おろそかにして、テストで

悪い点を取ってしまった。



そのくらいの、好きや得意を魅せられれば、

誰もが納得・認めると思いますが、

いかがでしょうか。



今年の二学期の祝日・連休は、

そんなイベント・遊びで

満載でしょうか?



それであれば、それは確かに、

人生を豊かにする、大事な思い出

となると思いますので、

その予定・計画を止めることは

無粋だと思います。



しかし、もしそうでないのであれば、

二学期の祝日・連休の使い方に関しては、

よく考えられたほうがいいでしょう。



高校生になって友人関係や

異性とのお付き合いなどもあって、

祝日・連休は忙しいかもしれませんが、

その『忙しさ』は、全てが終わる12月、

冬休みまでとっておけませんでしょうか。



どうしてもというのであれば、

中間テストが終わり、期末テストまで

時間がある11月上旬の祝日・連休くらいは、

楽しんでも問題ないと思いますが、

それでも、『ソレ』が原因で、

テストの点数が、成績が落ちたとなれば、

親御さんも良い顔はしないでしょう。



夏休みの時にも書きましたが、

休みが続く日、祝日・連休は、

親御さんは皆さんの言動、態度、

姿勢をきちんと見ています。



時間が無かった、忙しかった、

疲れていた、だからできなかった、

やらなかったは夏休み同様、

通用しませんので、気をつけて下さい。



一学期と異なり、二学期は

こういった様々な思惑がある中で、

かつ一学期、夏休みの『実績』

『結果』が上乗せされた、

評価・審査の見方となりますので、

よく考えて、祝日・連休を過ごす

ことをオススメします。