一学期の成績で今年度の成績が大体決まる


そんなわけないだろうと

思われるかもしれませんが、

『3回』ある学期の成績で、

『1/3』の結果が出るということは、

ある意味、上と下の成績者を

振り分けることになります。



多くの方はこの一学期で、

『成績上位』を目指せなくなる

だけですが、一部の下位の方、

失礼ですが、最下位の方は、

今学年の成績を『普通』に戻すので、

精一杯となります。



思い描いている『頑張る』の

数倍の『頑張り』をして、

それで実際に結果を出して、

『1/3』の結果の失敗を

補えるものとなります。



そんな大げさなと思われる方は、

簡単な『算数』をしてみて下さい。



3回の成績で、平均『5』、

つまり3回合計『15』の成績を取ることが、

最上位となります。



3回の内、1回でも、1を取った時点で、

残り2回『5』を取っても、

合計『11』となり、平均は、

『3.6』となります。



もう決して『4』になりません。



さて、残り2回の学期を、

皆さんが言う『頑張る』をして、

成績『3』を取ったとしましょう。



すると、合計『7』となり、

平均は、『2.3』となります。



学年通しての成績で『3』であることが

合格となっている場合、これで、『不合格』です。



仮に、二学期で『4』を取っても、

三学期“も”『4』を取らなければ、

その時点で、学年での成績は

『不合格』となります。



昨今の私立校・中高一貫校生の中では、

ちょっとおふざけ、別に関係ないという態度で、

成績『1』『不合格』を取る方が増えてきていますが、

これは『個性』で済まされることはありません。



親御さんの中でも勘違い・思い違いしていて、

『うちの子は“ちょっと”

 この教科が苦手なようです』程度に

考えられる方がおりますが、

“ちょっと”だろうが、苦手だろうが、

成績『1』『不合格』を取るということに、

もう少し慎重によく考えられることを

オススメします。



その成績を『取り戻す』『挽回する』

ということは、次学期で、最低でも

『4』の成績を取らなければならないことを、

親御さんが意識しないと、お子さんも

成績『1』『不合格』を取ることを

気軽に気楽に考えます。



個人的な意見ではありますが、

成績『1』『不合格』を取った段階で、

学校生活もそうですが、私生活も含めて、

一度白紙に戻して、考えないと、

私立校・中高一貫校において、

成績『1』『不合格』を、そのツケを、

挽回、解消することは難しいです。



極端な書き方をしますが、

上記しました『4』の成績を取るためには、

授業態度や宿題・課題、ノートなどの平常点は

もちろんのこと、テストで平均点以上の点数を

取るつもりでないと、無理です。



これで、タイトルに書いたように、

『一学期の成績で今年度の成績が大体決まる』

ということに真実味を帯びてくると思いますが

いかがでしょうか。



あくまでも、絶対評価で成績が決まっていく

『私立校・中高一貫校』においてはの話ではありますが、

この学年の成績に関しては、他の学校でも、

一部の人、つまり推薦受験など

成績が関わってくる方も

このことを考えておいたほうが

いいでしょう。



テスト前で、『そんなこと』

関係ない話かもしれませんが、

追い込まれた今だからこそ、

耳に残る話だと思います。



このこともわかった上で、

テスト勉強を頑張って下さい。



このテストで点数を取らなければ・・・

と考えれば、どうするのか、どうすべきか、

自分自身を追い込めると思います。



その覚悟を、意識を持った上で、

期末テストに挑むことをオススメします。