出題傾向と先生のクセを見抜く


テストの見直しはもうやったという方も、

改めてテストを見直してみてください。

そして今度は問題を解いたり、解答・解説を

読んだりしないで構いません。

出題傾向と先生のクセのみを見直して下さい。



先生も人間ですので、長い間学校の先生を、

その科目の先生をやっていますと、

どうしてもクセが出てしまいます。



多分今回のテストでも、授業でも教科書にも

参考書にも載っていない、教わっていない問題が

出てきて、その問題だけはどうしても解けない

ということを経験した方がいると思います。



私個人としては、そこまでひねくれた問題を

出さなくともと思いますが、先生によっては

実際に出てきます。

おそらく意図して出しているのでしょうが、

その問題に振り回されて、点数を落とすのでは

元も子もありません。



このような問題を真面目に解いていたのでは、

解こうと思っては、テストの点数は上がりません。

これは先生の悪いクセだと思って、

無視しておきましょう。



では先生の良いクセは?ということが

鍵になるのですが、それは数字です。



受験でよく言われている選択問題などで、

どこどこの学校は選択問題の解答は何番が多いとか、

単語や抜き出し問題で何文字の単語や言葉・文章を

抜き出すことが多いなどです。



受験の場合は、テストを作る先生が

誰なのかわかりませんが、

学校の定期テストは作る先生が

わかっています。



当然、その先生のクセがわかれば、

迷った時・悩んだ時の

一つの指標として、先生のクセから

解答を導き出すことが出来ます。



これはあくまでも、勉強した上での

テクニックですので、勉強もせずに

このテクニックだけに頼って

テストを受けるのは

絶対に止めましょう。



こういったことの対策として、

ほとんどのテストが、選択問題が

少なくなってきていると思います。



そこで、選択問題が少なく、

単語などの記述の問題が多い場合、

テスト前に作った単語表が活躍します。



その単語表を詳しく分析し、

教科書・ノート・参考書・テスト、

それぞれで赤字または

太字の重要単語として

記載されているかどうかを

チェックしていくと、

テスト問題に出されている

単語の多くは教科書・ノート、

参考書全てに記載されている単語

だと思います。であれば、当然、

次のテストで重点的に覚えるべき

単語が自然とわかるはずです。



問題はその先です、上記の単語以外に

どの組合せが多いのかを分析してください。


教科書・ノートに書いてある単語か?

ノート・参考書に書いてある単語か?

ノートにしか書いていない単語か?



これがわかれば、テスト前にどれを使って

勉強すべきかがわかると思います。



こういった分析で、目に見えない先生の

クセを知っておくと、より効率的な勉強が

できます。



この分析は初めのうちは

時間がかかり面倒かもしれませんが、

一度やっておけば、今後のテストが、

テスト勉強が、普段の勉強が、

いかに楽になるかわかると思います。



ぜひ試しにやってみてください。