中学進学決定後の
勉強の仕方
~生活編~

※中学進学決定後の勉強の仕方 ~生活編~ですが、

 全般編を読んだ上で、参考にして下さい。



私立校・中高一貫校に入学した方、入学させた親御さん、ご家庭の方の中で、

もっとも勘違いされていることがこの学校生活、そして家での私生活だと思います。



というより、公立、一般の中学校よりも『勉強』することを強いられる

私立校・中高一貫校だからこそ『勉強』が出来さえずればいい、それも、

親御さん、ご家庭の方の中で根強いのが、『定期テスト』で“点数”を取れさえすれば良い、

あるいは、“ソレ”で、何もかも許されると思い違いしているように思われます。



親御さん、ご家庭の方世代の、漫画やドラマの影響でしょうか、

お金持ちで、嫌味なクラスメートで、それも他のクラスメートを操っているボスのような

悪役の学生でも、『勉強』さえ出来ていれば、『点数』さえ取れていれば、

先生からも信頼されて、何をしても、それこそいじめの首謀者や

多少の問題を起こしても許される、などと描かれていたからこそ、

『私立校』では、そういった、『金』『学力』などといった『力』で、

学校内で何でもはばを利かすことが出来る、“多少”の不祥事、問題など

もみ消せると勘違いされて、イメージされていませんか。



昔はどうだったか知りませんが、あるいは一部の学校では

そういったことが今でも行われているかもしれませんが、

情報機器が発達し、記録化が進む昨今、そういったことが、

隠される、もみ消されるということは、まず難しいでしょう。



それどころか、一日一日の行動、一回一回の授業中の言動、宿題・課題提出、

小テストの点数に至るまで、全てデータ化され、審査・評価され、

呼び出し・面談の際に、その『問題点』を事細かく、“説明”されるように

なっていると思います。



そして、学校・先生側が、その“説明”をし終えた瞬間から、

その『問題』は、ご家庭の『問題』として、対応、対処を求められていることになり、

学校・先生側は、この時点をもって、『責任』を終えたことになります。



そういった意味では、今、私立校・中高一貫校は、教育機関というよりも、

お子さんの学力、及び『ご家庭の躾け・教育』の“審査・評価”する機関のように、

なっていると言えます。



もちろん、スクールカウンセリングやコーチングなどの相談役の方もいるでしょうが、

担任の先生、ましてや各教科担当の先生ともなれば、そういった割り切り方を

される方のほうが多くなっていると思います。



担任の先生なら、あるいは自分が受け持つ部活の生徒であれば、まだ、

生徒に介入して、助言や忠告を行えることでしょうが、

今や、さして知りもしない生徒に、そのようなことをすれば、

アカハラ、パワハラ、虐待、差別などと、問題にされてしまうことを考えると、

何も言わずに静観し、ただただ記録をつけて、審査・評価するに留めることが、

先生の役割になっていると思います。



私立校・中高一貫校では、これを“徹底”できますので、学校が、

もしくは各先生が、そうした方針、考えを持っていた場合、

学校生活と家での私生活が、今後大きな問題になってくることになります。



また、これもイメージの問題ですが、私立校なら、

それこそ海外の中世時代の王立学校のような、厳しい躾け、教育を、

学校・先生が愛をもって、諭すように、厳しく行ってくれると、

思われているかもしれませんが、むしろ今は、公立、一般の学校よりも、

『自由』で、『自主性』を推奨して、『生徒がやりたいことをとことん応援する』という

立場を取っている学校、先生が多いと思います。



ただし、“その結果”に対する審査・評価は、

公立、一般の学校よりも『厳しい』ものとなります。



上記のようなイメージ、勘違いをしたまま、私立校・中高一貫校に入れたのだから、

もう安心、あとは、学校が、先生が、そしてお子さんが、うまくやってくれると、

思い込んでいる期間が長くなるほど、後々の悲劇、不幸、地獄は大きなものとなります。



それが、高校進学不可となるか、高校での留年となるか、大学進学不可となるか、

大学での留年となるか、分かりませんが、後になればなるほど、

もう取り返しがつかなくなっていきます。



そうなることを防ぐためにも、この中学時代にこそ、学校生活はもちろんのこと、

家での私生活も含めて、親御さん、ご家庭の方は考え直すことをオススメします。



具体的な勉強の続きは・・・


【私立校・中高一貫校生 中学校進学決定後の勉強の仕方】


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