返却されたテストの
見方・見直しの仕方
~全般編~


初めに。



学校の定期テストに限らず、

ほとんどのテストは、終わってしまって、

結果が出たら、もう『意味の無いもの』と

思われることが多いと思います。



これを宝物のように扱って、次のテストに

備えようなどと考える方は、

『そんなこと』をしないまでも、

高得点を取れていることでしょう。



嫌味に聞こえるかもしれませんが、

今やそういうことが極端になってきているのが

教育の現場だと思います。



塾でも、重要書類のファイリングが

出来ている方の多くは成績上位者が多いです。



逆に授業で先生がわざわざ、テスト前の勉強用に、

作ってくれたプリントですら、机の中、あるいは

カバンの中にしまいこんで、最終的に失くす、

どこにやったか忘れるなどという方もおります。



そういったことを一つ一つ指摘するのは

昨今の風潮では差別だとか、個性を殺す、

言い方次第ではパワハラだったり、

出来ないからといって、

無理やりやらせようとするのは

体罰・虐待だったりと、

言われてしまうのでしょう。



学校・先生は、そういったことを一切しない代わりに、

全て『点数化』『記録化』することで、『区別』をして、

成績に反映させるようにしています。



この返却されたテスト問題・解答用紙に関しては、

そういった『点数化』『記録化』が

終わった後のものですから、そういう意味では

直接的に成績に、進級・進学に、

関わるものではありません。



ですから尚更、学校・先生はもちろんのこと、

親御さんも、管理することに関して、

ましてや見直しすることに関して、

うるさく言うことはないでしょう。



しかしながら、これは今後のことも考えると、

将来の悪習慣・悪癖となりかねないものとなります。



大分先の話にはなりますが、仕事の重要書類を、

その仕事を終えたからといって、おろそかにしたり、

あわや捨ててしまったりということをしてしまった時、

怒られるだけではなく、信用問題、あるいは

金銭的・法的トラブルになったりすることがあります。



仕事だけでなく、プライベートなことでも

そういうことがありますので、

こういったことを起こさないためにも

学生時代から、その悪習慣・悪癖を

直しておくほうがいいでしょう。



今はデータ化にすることも簡単だったりしますので、

わざわざ書類をファイリングするのも嫌だという方は、

テスト問題や自分の回答をデータ化して、

携帯やスマホ、パソコンなどに

保存しておくのもいいと思います。



保存の仕方、保存場所に関しては、

自由に行ってみてください。



さて、そうして保存したテスト問題・解答用紙ですが、

ただ保存するだけでは、棚の飾り、ひどい言い方をすれば、

その学年、学生時代を終えてしまえば、ただのゴミと

なってしまいますので、そうならないように、

活用してみましょう。



データとして取っていて、さらには、

将来は学校の先生になるなど夢を持っている場合は、

そのデータが、後々大いに役立つことにはなると思いますが、

そうでない場合、自分の過去の笑い話の一ネタになるくらいでしょう。



そういった活用もおもしろいものではありますが、

できれば、『次のテスト』に、さらには、

『今後の勉強』に役立てるよう、

工夫してみましょう。



特に私立校・中高一貫校の場合ですと、

出題傾向や先生の好みなど、

わかりやすいものがあるので、

過去のもの、ただのゴミとすることなく、

十二分に活用して、今後の勉強、

テストに有利になるように、してみて下さい。



そのために、まず、そのテストを

分析してみて下さい。



誰先生が作ったのか? 問題数は?

問題内容は? その出題比率は?

問題に対する配点は?

ノート・参考書・問題集・教科書・プリントの

どこから重点的に出題されているのか?



これらは、『なんとなく』や『大体』で

済まされることが多いですが、

必ず『数値』『数字』として

明確にしておくことをオススメします。



具体的な勉強の続きは・・・


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