一学期から始める
勉強の仕方
~社会編~
一学期から始める勉強の仕方~社会編~ですが、
全般編で書いた学校生活、授業中における概念的なことを
意識してやることは前提として話を進めさせて頂きます。
理科科目同様、勉強に対して、
最もないがしろな意識をしているのが、
社会だと思います。
一学期は、特にその傾向が強いでしょう。
社会の勉強は
『テスト前に暗記すればいい、覚えればいい』だけ。
極端に言ってしまえば、『学校の定期テスト』は
“その通り”のことで、“それ”だけですので、
逆にいえば、やったかやっていないか、
勉強したかしてないか、一目瞭然の科目ともいえます。
しかし、分野が変わるこの一学期の社会において、
最も気をつけなければならないのが、
その“暗記すればいい・覚えればいい”の『量』です。
気付いていないかもしれませんが、
学年が上がるごとに、その『量』は
確実に増えています。
この一学期は、“そのこと”に気付かずに、
前の学年のままの感覚で、失敗することが多いです。
それでも、皆さん、
この社会の勉強=テスト前の暗記に関しては、
最もわかりやすい勉強なので、
“そこそこ”やってきて、“そこそこ”の
点数を取っていきます。
多少の点数の誤差は、自分が
その勉強(暗記)にかける
時間が足りなかったからと考え、
点数が取れなかった原因もわかり、
安心して、二学期に進みます。
そうして、積み重ねていく誤差の数点が、
三学期追い込まれてから、十数点、数十点と
なっていきます。
気付いたときには・・・というのを、
何度か経験してきていると思いますが、
いかがでしょうか。
思い返せば・・・というところだと思います。
その第一歩、その最初が、この一学期だと
いうことに気付いているでしょうか。
そう考えれば、そう気付ければ、
よくわかると思いますが、
国語、理科、そして社会に共通すること、
『皆が“そう”思って』授業中をサボる、
テストの点数を落す、成績を落す、
落さないとしてもキープすることで甘んじている、
この時に、授業中の“平常点”を取り、
テストで“平均点以上の高得点”を取り、
成績を“+1”することが、
いかに『効率的』かということです。
国語、理科、社会科目は、
“いつでも”“やる気になれば”、
『テストで点数が取れる』と
思っているからこそ、この一学期を
サボりがちになります。
実際に、テストで“そう”してきているから、
その実績があるからこそ、
社会は特にその傾向が強く出ると思います。
一学期の社会の勉強は、まずはその意識を取り払い、
“いつでも”“やる気になれば”を、この一学期に、
二回の定期テストにかけてみて下さい。
そうすると、二学期以降が楽できる、
他の教科に専念できるということになります。
社会は、授業のノートがテスト範囲“全て”を書き終えてから、
プリントなどが出揃ってからと後手後手の勉強になりがちです。
この一学期は、“そういった”一見すると効率の良い勉強の仕方から、
事前事前の準備、対応をする勉強に切り替えてみて下さい。
具体的な勉強の続きは・・・
【私立校・中高一貫校生 一学期から始める勉強の仕方】
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