平常点の取り方
~国語編~


『平常点』という点においても、

『成績』という点においても、

最も油断しているといいますか、

安心しきっているのがこの国語教科でしょう。



こう書くと、誤解を生むかもしれませんが、

国語の先生は人情派、温情派の方が多く、

学生の皆さんの事情や気持ちを汲み取って、

察してくれて、そこまで非情な対応を

すること・されることはないと

タカをくくれることでしょう。



ですので、『友達、皆』“も”

気が緩んでしまっていると思います。



小テストなどなく、あっても漢字のテストくらいで、

それも取れなくても、特別何か言われることもない、

そこまで成績に影響してこない(と思われている)ため、

やる気になれない、適当に『こなして』『流して』終了と

なっていませんか。



おそらく授業中も、『睡眠時間』とされやすいのが、

この国語の授業だと思います。



テストもソコソコに取れるので、

『成績』がそこまで下がることなく、

親御さんも見落としがちでしょう。



しかし、その『成績』は、もしかしたら

『-1』されていると知れば、どうでしょうか。



先ほど、国語の先生は人情派、温情派の方が

多いとは書きましたが、普段の授業態度を

全く評価していないわけではありません。



他の教科の先生に比べて、『そこまで』

厳しく非情ではないというだけで、

きちんと、評価はしているはずです。



皆が適当に受ける、寝ているなどの授業の中、

頑張っているなら、なおさら、

評価を高くつけてくれる可能性が高いです。



まずは、その辺りの事実・事情を

『知る』べきでしょう。



数学、英語同様、この国語も、週に4~5回、

少なくとも3回はあるはずですから、

理科・社会科目、副教科科目よりも、

『単位数』があると思います。



そう考えれば、この国語の単位・成績を落す、

落さないまでも、『3』で満足しているのは

もったいないと思います。



さらに、この国語の授業は、他の科目に比べて、

授業内容とテストの問題が密接に関わってくる、

言い方に誤解を生むかもしれませんが、

『先生が事前にテストの答えを教えてくれている』

とも言えます。



そういう意味では、主要科目の中で、

かなり特殊な位置にあるのが、

この国語だと思います。



そのことに気付かないと、いつまでもこの国語は、

平常点はおろか、テストの点数も取れないでしょう。



皆さん、それが『わかっている』上での、

『どうしても』を発動されてしまうのかも

しれませんが、よく『見て』、“考えて”みて下さい。



授業中の『他の方』の態度・姿勢を

見ていればわかると思います。



寝ていたり、ノートを取っていなかったり、

ふざけていたり、遊んでいたり、それで、

ノート提出は、友達のノートを丸写しして、

テストで平均点、赤点ギリギリ、あるいは

赤点でも、成績『2』や『3』を

もらえているとなっていませんか。



自分もそうだから、疑問に思わなかったかもしれませんが、

改めて、こう書かれてどう思いますか。



なんで、成績『2』や『3』を取れているのだろうか。



“他の教科”なら、こんな授業態度を取っていたら、

間違いなく成績『1』や『2』であろうにも関わらず、

国語の場合、評価が“甘い”かのような感覚があると思います。



その通りです、『甘い』んです。



冒頭にも書きましたが、国語の先生は

人情派、温情派の方が多いので、

平常点は『減点』方式でなく、

あくまでも『加点』であり、

それも上限なしの『追加点』だったりします。



つまり、もし仮に点数が数点の方でも、

“授業に出てた”“ノートを出した”で、+20点されて、

成績は『2』になったりすることがあります。



こんな極端な例は無いとは思いますが、

限りなくそれに近い裁量で、『成績』が

つけられている可能性があることを知って下さい。



となれば、もうわかると思いますが、

もしこの平常点が『加点』、それも、

“積み重なる”『追加点』だった場合、

とり続けていれば、平常点最高点を取れば、

例えば、50点・60点でも、

成績『4』を取れたりします、

さすがに成績『5』はないと思いますが。



語弊があるかもしれませんが、

こんな教科は他にありますでしょうか。



それがわかれば、この国語の授業をどう受けるか、

どう対応、態度・姿勢を取るべきか、

わかってくると思います。



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