新学年の勉強は、授業は余裕?


新学年の生活の慣れからくる油断、余裕が

普段の授業にも出てくるのが、

学校が始まっての2週目だと思います。



油断するな、緊張感を持て、

と頭ごなしにいわれても、

皆さんの中での現実、事実として、

余裕、楽勝、簡単というものが

ある限り、どんなにうるさいことを

言われても、入ってこないと思います。



ですので、今回は逆のことを言います。



その余裕、楽勝、簡単は事実です、

正しいです。



逆に、新学年になって、

1週間しか経っていない

この時期に、余裕がない、

もう無理、もうだめ、

なんて言っている、

思っている方は、

入った学校、通っている学校を

間違えています。



ちょっと無責任に

突き放すようなことを書きますが、

転校も考えられたらいかがですか?



この時期に、もうつらい、

もう無理、もうだめなんて、

言っていられません。



GWを過ぎたら、怒涛のスピードで

中間テストまでの範囲を授業で

進めてきます。



GW前後には、もう嫌ってくらいの量の

宿題も出されるかもしれません。



それが、“今後”も続くこととなるのです。



“今”余裕、“今”楽勝、

“今”簡単と言わずして、

それを乗り越えられますか?



ですから、“今”余裕、“今”楽勝、

“今”簡単なのは正しいです。



そして、そうであるべきだと思います。



大事なのはその先です。



今まで受けてきた定期テストを

思い出してみて下さい。



余裕がある時に、楽勝な時に、

簡単な時に、“貯金”を、“準備”を

しておいたほうが、テスト前に

どれだけ楽になるか。



思い出せましたか?



今習っている、

今日習っていること、

これらは今は簡単、楽勝、

余裕でしょうから、

これらをどうこう言っても、

まず復習しないでしょう。



したところで、1・2問解く、

1・2度教科書を流し読み、

単語を少しやって、終了。



さぁ時間が余った、何しよう、

楽しよう、遊ぼうとなると

思います。



この流れを断ち切って、

テスト前に必要になりそうなものを

“準備”しておく、“用意”しておくことを

オススメします。



どこまでが範囲になるか

わからないから、

“意味がない”と思われるかも

しれませんが、どうせ1学期、

2学期、3学期とで、渡された

教科書のほとんどをやることに

なるのですから、事前にやれることを

やっておいたほうが、効率的では

ありませんか?



数学は宿題になりそうな問題を

片っ端からやっておく、

英語の新出単語をまとめておく、

教科書の赤字・太字の

重要単語をまとめておく、

授業で習った範囲と

問題集・参考書のページを

すり合わせておく、など、

“作業”を進めておけばおくほど、

テスト前、さらにはその先の

期末テスト、二学期と楽に過ごせる

ようになると思いませんか?



今日、学校の授業で習ったことは、

余裕、楽勝、簡単、です。



で、時間が余ったのだから、

テスト前に必要な“作業”を、

坦々と進めておけば宜しいと思います。



その内、余裕がなくなり、

難しくなってきた頃、

こういった“作業”の苦痛、

面倒、時間がかかるといったことは、

何度も経験してきて、

おわかりだと思います。



“今”余裕、“今”楽勝、

“今”簡単なのですから、

これから先、後々に面倒、

時間がかかることを、

時間がある、余裕がある今に

やっておくことをオススメします。



“今”余裕、“今”楽勝、

“今”簡単なのはわかります。



大して授業が進んでいないし、

習うことも理解しやすいから、

“大丈夫”でしょう。



だからこそ、普段の勉強においては、

今後のための“作業”に時間を

かけておきましょう。



これが大人になっても

できるようになると、

必ず報われる良い勉強、

良い習慣となります。



余裕がある時の、時間の使い方、

何をするか、をよく学んでおく

ことをオススメします。