新学年スタートダッシュで疲れてしまう?


新学年となって、

少し浮き足立った状態で、

勉強を始める方がいるので、

忠告したいと思います。



もし、今思い描いている勉強スタイル、

勉強時間があるのであれば、

それらは、全く無視して

考えられたほうがいいです。



部活や学校行事、各教科の先生の

授業のスタイル、進度、深度、

自分の置かれている状況

(成績・テストの点数)など、

これら全てを総合して、落ち着いて、

やっと、どう勉強していくかを

決められるのがほとんどです。



こう書くと、じゃあ、始まって

すぐでは何もわかってないから、

何もしなくてもいいやという方が

おりますが、それも間違っています。



最低限やるべきことをやっておくことと、

計画立てられることは計画をしておくこと、

先生によっては、1学期分の宿題の範囲、

成績のつけ方などを教えてくれるので、

それを踏まえて、自分がどうするかを

考えること、これらは仮に学校が始まって

すぐの状況でもできることです。



大抵の方は、こういうことを後回しにする、

うまい言い回しで“全てわかった上で動く”

という方もいますが、気付いた時には、

遅かったりしますので、気をつけて下さい。



そもそもなのですが、各教科ごと、

各先生ごと、各時間割の授業ごとで、

進み方が違うのですから、個々の

教科・先生・授業ごとに、

わかり次第、計画していく、

決めていくようにしないと、

ばらつきが出て、教科によっては、

もう一歩遅れているという状況になります。



じゃあ、事前に、全教科、各先生、

どんな状況になっても大丈夫なように、

対応できるように、しておこう

とするとなると、大変なことに

なります。



こういう勉強スタイル、勉強時間でやろう

と決めることは大事なことですが、

教科・先生によっては、

学年が変わることによって、

がらりと変わることがありますので、

最初から決め付けるやり方では、

修正しづらくなります。



そのスタートダッシュで違和感が出てしまうと、

疲れが出てきて、やがて破綻してしまいます。



スタートダッシュは大事ですが、

それに固執するあまり、

見落とすこと、また疲れてしまうことが

多々ありますので、ゆっくりと判断をしながら、

できること・やれることを

確実にやること・やれることに

集中して下さい。



それでもどうしてもというのであれば、

宿題をやってしまう、宿題に出されるであろう

範囲をやってしまうのが、無駄なく、疲れもなく、

最も効率的で意味ある勉強となります。



新学年になってから、頑張ろう頑張ろうと

気負っている方ほど、このスタートダッシュに

気をつけて下さい。



そして、学校が始まってからの

最初の週末を、上手に過ごして、

次週の週末に繋げて下さい。