テスト範囲の暗記


テスト前の勉強の第一歩として、

まずテスト範囲の暗記を始めて下さい。



多くの方はテスト範囲を意識していないので、

テスト勉強=なんとなく普段より

ちょっと頑張る勉強となっております。



これでは普段の勉強と

ほとんど同じになってしまいます。



どんな学校でも、テスト範囲は

必ず提示されるはずです。



まずはこれをそらで言える

ようにしておいてください。



これで、テスト前の勉強が始められます。



というよりも、これがテスト前の

勉強の大前提となります。



多くの生徒が、各教科のテスト範囲を

覚えておりません。



私はこれが不思議でなりません。



自分が勉強しなくてはならない

範囲を知らずに、漠然と

勉強していくほうが、面倒で、

嫌になるんじゃないかと

思っています。



塾ではテスト前に

必ず生徒に聞くのですが、

テスト範囲をすぐに言える生徒は、

必ず高得点をとります。



テストの範囲を知っているというのは、


「教科書何ページから何ページ、

 内容(単元)は〇〇と〇〇。

 宿題・ノートなどの提出は〇日。

 〇日までの授業がテスト範囲になる」


ここまで言えて、覚えているといえます。



また、ここまで覚えていれば、いちいち

テスト範囲をまとめたプリントなどの

確認の時間もいらず、勉強しようと思った時に、

すぐにどこを勉強すればいいのか

わかっている状態になっているはずです。



この状態になっていることが

テスト前の勉強の大前提です。



人に聞かれて、

テスト範囲はどこだっけ?

などと言っているようでは、

テスト勉強をしていないこと、

しようとも思っていないことを

露見しているのと同じことです。



クラスの中で、高得点をとっている、

成績の良い方に質問してみて下さい。



必ずテスト範囲を把握しているはずです。



できる人になればなるほど、

何ページの何は今回のテストに出ない、

といった情報すら覚えています。



こういう情報を知っている、

覚えていることが、

効率良く勉強する方法の第一歩です。



もし、点数が伸び悩んでいる

お子さんをお持ちの親御さんは、

テスト2週間前、テスト範囲を

確認してみてください。



その時、きちんと言えないようでは、

テストの結果は見えています。



もし、そらで言えないようなら、

その場で確認して、必ず覚えさせる

ことをオススメします。



塾ではしつこいぐらいに

テスト範囲を聞き出します。



また、テスト範囲をまとめて、

どこからどこがテスト範囲かを

はっきり言い聞かせます。



これはテスト範囲を

意識させるためでもあります。



もう言い飽きたよ、

先生こそいい加減覚えてくれよと

言われても聞きますし、言います。



塾ではクラスをまたがって

生徒がやってきますので、

他のクラスではテスト範囲の

この部分はテストに出さない、

この部分がテストに出るといった

情報がありますので、

そういった情報交換も兼ねて、

聞き出すように努めています。



これは塾でなくても、

学校でもできることだと思います。



テスト範囲の確認も兼ねて、

ぜひ友達と確認しあって下さい。