テスト1週間前のテスト情報戦


テスト1週間前になったら、

ある意味での情報戦となります。



受験とは異なり、定期テストは基本的に

学校の授業で習っていること、

先生が言ったこと、黒板に書いたこと、

プリントでやったこと、実験で習ったこと、

それらの中から、その範囲からテストが

出題されます。



先生の話もそうですが、友達同士での話にも

聞き耳をたてて、少しでも有効・有力な

情報を得て、効率良くテスト勉強を

していくのが、テスト1週間前の

勉強となります。



もちろん、2週間前、3週間前から

テスト勉強をして、この期末に向けて、

自分なりの勉強をしてきた方も

いると思います。



その方にとっては、

いまさらジタバタと慌てて、

テストに何の問題が出るとか、

テストで出るかもしれない

といった情報に踊らされて、

自分のペースを崩されたくないと

思うかもしれませんが、

テスト1週間前の情報は

一応耳に入れておく、

頭に入れておくといいでしょう。



先生も人の子ですから、

テストを作ったはいいけど、

テストに出題する問題で、

授業でやってなかったところ、

やってたかどうか忘れて

しまったところなど、

必ず出てきます。



そういった問題を

解けるようにしておく

必要がありますので、

テスト1週間前の授業中に、

さらっと教えてくる時があります。



そういう情報は非常に大事です。



1週間前になっても、

まだテスト勉強はおろか、

プリント・ノートまとめすら

終わっていない方は

そういう情報に

気付きにくいですが、

事前に勉強してきた方にとっては、

先生がなぜ今、その問題を、

その箇所を、改めて言うのだろう

と思うことができると思います。



その情報は必ず抑えておきましょう。



また、これも1週間前になると

出始めるのですが、友達情報の

デマ情報に踊らされないように

しましょう。



よくあるのが、

ある教科は、ある先生は、

参考書に書いてある問題しか出さない、

教科書に書いてあること以外は出さない、

ノートに書いてあることだけを

覚えておけばいい。



こういった情報のほとんどがデマかせで、

もし本当にそうだと思うのであれば、

直接先生に質問・相談した方が

確かな情報となりますので、

だまされる前に聞きにいって下さい。



もちろん、火のないところに

煙が立たずということですから、

ある程度の信憑性がある情報もあります。

(先輩がそう言っていた、

 先生がそんなようなことを

 ほのめかしたなど)



ですので、こういった情報も

時間がある限り、

網羅する必要があります。



あくまでも、“時間がある限り”です。



他に覚えるべき基本的なこと、

やらなければ・解いて

おかなければならない

問題など、一通り勉強し終えて

から行って下さい。



ここを勘違いされる方が多いのですが、

友達の情報を100%デマともいえない、

100%事実だともいえない、

この情報に自分の期末テストを、

テスト勉強を、賭けるということを

避けて下さいということです。



テスト1週間前の情報戦は、

こういった情報を精査し、かつ、

自分にとって有効に使えるかどうかが

問われています。



自分自身を、一学期、二学期中間と

振り返ってみて、テスト1週間前の

情報とどう向き合うのか、よく考えて下さい。



私個人としては、そういった情報に

惑わされずに、自分で決めた

勉強計画、勉強内容をやることを

第一にして、情報は情報として

集めておき、テスト直前・前日に

見直す・確認する程度に

することをお勧めします。



間違ってもテスト1週間前の

情報を元にした、一夜漬け勉強は

しないでください。



それは一か八かの勉強で、それで

どんなにうまくいったところで、

ギリギリ赤点回避できるかどうかの

勉強では、高校以降のテストで

うまくいくことはありません。



テスト1週間前のテスト情報戦を

ぜひ“有効に”使えるように

してみてください。