二学期中間テストを終えると、学校行事・部活動で忙しい?


二学期中間テストを終えて、

10月下旬を迎える頃。



部活動の顧問の先生も、

学校行事を担当している先生も、

『テストが終わって、

 時間がある、暇している』

とばかりに、いろいろと言ってくる、

予定してくる、計画してくる。



今後もそうですが、こういった時は、

自分の計画・予定よりも、

相手の思惑の予定・計画が、

突然舞い込んできて、皆さん、

あなた個人の計画・予定などお構いなしに、

いろいろな注文がついてまわります。



今日当日、直前になって、

いきなり部活動の練習が

言い渡されたり、学校行事の

会議があったり、委員会の

呼び出しがあったりと、

さらには、文化祭のクラスの

出し物によっては準備に

借り出されたり、

発表会などの手伝いや

練習があったりと、

もうひっきりなしに、

自分の都合・計画、

予定外のことが

起きたりします。



そうなると、自分の

計画・予定の中でも、

一番面倒で、やりたくなく、

気が進まない『勉強』『宿題』を

後回しにしてしまう。



二学期始まった時は、

そうはいっても大丈夫・余裕、

この二学期は『頑張る』『変わる』

と思ったから、頑張れる、変われる

と勢いづいていた矢先の結果、

二学期中間テストで、

その『頑張る』『変わる』の

具体的な数字が言い渡される

ことになります。



その結果で、何だ結局は・・・、

となって、この忙しい時期に、

頑張っても、変わっても、

意味ないから、楽しいことを

楽しんだほうがいいやで、

夏休み・二学期の

『頑張る』『変わる』の

気持ちが薄らいできます。



二学期に頑張ると思った方は、

学校行事・部活動が忙しいこの時期こそ、

『頑張って』『変わって』下さい。



その踏ん張りが、後々、つまり

二学期期末テストで、力になります。



この10月下旬から

11月下旬までの約3週間は、

周りの友達も、「サボり」がちです。



そうして、周りの友達に引っ張られて、

自分も、“同じよう”にしているから、

大丈夫だろう、余裕だろうと

勘違いしてしまいますが、

結果が積みあがってきた、

出てしまった、この時期、

友達と“同じ”ではないことに

気付いて下さい。



多くの友達はテストで、

成績で、進級・進学で、

「大丈夫」「余裕」かもしれませんが、

一学期、二学期中間テストと、

友達より『ちょっと』低い、

『ちょっと』悪いくらいと

勘違いしている方が、この時期に、

他の友達と同じようにしている

場合ではありません。



むしろ、他の友達が、

こういう時期に「留まって」

くれているわけですから、

この時期に「追いつき」、

皆と「同じ」にしておくことを

オススメします。



多くの生徒を見てきましたが、

この時期から、加速して

転げ落ちるようになっていく方が、

典型的な進級・進学できずに、

留年・留学・他校転校という

末路になります。



クラスにも慣れてきて、

『思い出』を作れる学校行事、

部活動が多くなるこの時期、

中間テストの結果が

出ていることを忘れて、

“次”のテストで何点

取らなければならないのか、

学校が進級・進学要綱に

記載している、学年を通しての

合算点はいくらなのか、

全く考えずに、知らずに、

気付かずに、過ごして

しまうことが多いです。



学校の先生からは、『頑張れば』

と言われているかもしれませんが、

その『頑張り』は具体的に

何点取らなければならないのか、

わかっていますか。



学校行事や部活動の担当の先生は、

生徒個人の「そんなこと知りませんし、

お構いなし」です。



担任の先生から言われている

にも関わらず、自分が自分で判断し、

行動して、その結果の評価を、

早ければ二ヵ月後の今頃、

遅くとも来年の3月には、

決定することになります。



授業が進んでいない、

時間割が不規則、

宿題が出されていない、

先生にそこまで言われていない

(脅されていない)から、

大丈夫大丈夫で過ごしていて、

学校行事・部活動で忙しいから、

後回し、先送りで良いのかどうか、

よく“確認”して下さい。



二学期中間テスト以降は(自分勝手に)

「よく考えて下さい」では、ありません。



必ず「確認」して下さい。



先生に聞いても教えてもらえない、

進級・進学要綱を渡されていない、

読んでもよくわからない、

どうしたらいいかわからない。



それで、「良い」とも

思ってはいないのでしょう。



であれば、先生に“相談”して下さい、

特に進級・進学・進路指導の先生が

各校各学年1人はいるはずですから、

相談しに行けば、自分の今の

状況・状態を確認できます。



その先生に聞けば、

進級・進学要綱も

教えてもらえるでしょうし、

無くしたというのであれば、

新しくもらえるはずです。



本気で進級・進学したいと

“考えて”いるなら、

それくらいのことをして下さい。



進級・進学・進路指導の先生を

活用して下さい。



友達や先輩の噂やネットの情報も、

「確実」な情報ではありません。



それらを見聞きすることは

「確認」ではありません。



この時期は進級・進学・進路指導の先生も

忙しいかもしれませんが、それでも食いついて、

なんとか時間を作ってもらって、相談して

もらえるようにしてみて下さい。



そこまでする生徒を見捨てる、

見放す先生・学校は、いないはずです。



ほとんどの方が、

「そこまで」しないから、

『格好をつけて』いるから、

なってみてから気付く、わかる、

でどうしようもない状況・状態に

なってしまっていることが多いです。



秋の夜長となってきたこの時期は、

一人もんもんと悩み、迷う時間が

増えるかもしれませんが、

その迷っている・悩んでいる

時間の長さで、進級・進学・進路を

決定するわけではありません。



皆さん、あなたの進級・進学・進路は、

学校が、先生が、その権利を、

その「記録」を持っています。



自分勝手な思い込みで、

大丈夫・余裕を言っている、

思っている方は、二学期中間テストを

終えた時点で、必ず、先生に相談しに、

聞きに行って下さい。



呼び出し・面談が無かったという方でも、

ギリギリの状況・状態を感じているのであれば、

先生に相談、聞きに行くことをオススメします。



学校行事・部活動で忙しい

かもしれませんが、

最低限やっておくべきことを

やらずに過ごすことの無いように、

してみて下さい。