『終わってみれば○○だった』の気持ちが強く出る一学期中間テスト


一学期中間テストは、

“終わってみれば”の

気持ちが強く出ます。



この感覚は、いわゆる

「お祭り」「イベント」感覚だと

言えます。



もしこれが、進級・進学がかかってくる、

二学期期末、学年末のテストとなったら、

もう少し違った感覚になると思います。



テストが始まった、始まる前の方も

いると思いますが、この一学期中間テストは、

「参加」しただけの気持ちで終わるのではなく、

出来る限り、「達成・成功」したの気持ちで

終われるようにしてみて下さい。



というよりも、そうしなければ、

期末テストへの危機感が薄れてしまいます。



全ての科目で、「達成・成功」は

難しいと思いますが、一つでも、

一点でも、達成・成功があれば、

その達成・成功をもとに、自信をつけ、

そして、それ以外の『失敗』を

期末テストへの危機感へと

結びつけて下さい。



中間テストは、単純なミス、計算間違え、

問題の見間違え、した“だけ”で、

次は大丈夫、期末は気をつけるだけの

感覚の方は、一学期中間テストという、

イベント事に、「参加」しただけと

なっています。



実際に、この一学期中間テストが、

その感覚、その思い通りに、

「参加」することだけで、意味がある、

意義があるというものなら良いのですが、

残念ながら、きっちり、その『結果』を

『記録』されております。



一度ついてしまったその記録を、

“書き換える”ことはできませんので、

よく考えて、上記のような感覚・思いを

捨て去って下さい。



特に中高一貫校の皆さんは、

一学期中間テストという

学校行事の“イベント”に

参加した“だけ”ではありませんので、

気をつけていないと、十数回しかない、

その“イベント”の『結果』によって、

「進級・進学」という大きなイベントへと

進めないことになります。



冒頭に書いた、終わってみればの気持ちは、

各学年の終わり、進級・進学が決まって

からにして下さい。



今学年の、定期テストのレースは、

この一学期中間テストが“始まり”ですので、

気を緩めず、次に備えるようにして下さい。