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よく、高校・大学に進学するための
『条件』として、『学校の勉強』が、
“だけ”が、必要であると書いておりますが、
学校での定期テストにおいて、必要なのも、
残念ながら、学校の勉強、正確には、
『学校で、先生に習ったこと』です。
これは、入試よりも、わかりやすく、
“ソレ”が、テストの点数に、直に、
反映されることを考えると、
これ以上、わかりやすいテストは、
ないと言えるでしょう。
そう考えた場合、当然、そのテストに、
テストの点数に、反映されるのは、
学校の授業でやっている、あるいは、
学校・先生から、渡されている、
指示を出されている『モノ』、
教科書や参考書、ノートやプリント、
これらが、定期テストに反映されています。
学校の定期テストにおいては、
これらを“全て”網羅し、
覚えて、解けて、書けることを
求められています。
昨今、学校の勉強、教育に、
大学以降の研究室に入ってからの、
研究に必要な『理解力』を求められる方、
これは親御さんに多くなってきていますが、
高校までに習う内容で、『そこまで』の
“理解”を求められるとなると、
圧倒的に時間が足りなくなります。
教科、分野によっては、数百年かけて、
先人の偉人たちが、理解を深め、証明し、
立証、実証してきた内容を、『初学者』でも、
わかりやすく、言い方が悪いですが、
馬鹿の一つ覚え、ただ“覚えて”しまえば、
その理屈や理論を、真に理解していなくても、
『技術』『知識』として、“使える”ように、
なっているのが、現代の日本の学校教育と
なっております。
それが、良い悪いの議論は、
今後長い年月をかけて、
論争されていくのでしょうが、
今、現状の、勉強、テストに、
対応するには、『理解』よりも、
覚えたかどうか、解けるかどうか、
そして、『技術』『知識』として、
“使える”ようになっているかどうかです。
考える教育や、他の素晴らしい教育法の
影響なのかわかりませんが、
『理解』出来る、出来ないを
言い訳にして、ただ、覚えるだけ、
解けるだけ、そして使えるだけの、
勉強を拒否する方が増えてきています。
これもまた、その教育法が、
これからの子供達にとって、
本当に、必要かどうか、どうだったかは、
後世の方が判断されることだと思いますが、
今の、特に、ペーパーテストにおける
審査・評価においては、
『点数が取れない』＝
理解しようとしない、
わかっていない、出来ない、
考えていない方と同様の扱いを
受ける→低い点数、評価となる、
となっています。
本当の教育、これからの社会に必要な教育、
それらがどんなものか、どうなっていくべきかは、
正解の無いものだと思われますが、
『ソレら』は今のところ、上記の、
覚えるだけ、解けるだけ、使えるだけの
勉強を、『出来た上で』“さらに”求められる
能力となっています。
そのことを勘違いし、実際の学校での勉強と
乖離していくほど、『学校の勉強』は出来なく
なっていくと思います。
私立校・中高一貫校の場合、基本的に、
普段の授業では、その両方を、
定期テストにおいては、土台となる
基礎学力、知識の『習熟』『習練』を
高いレベルで求められるようになっています。
その状況に圧し潰されないためにも、
最低限、定期テストで点数を取れるように、
基礎学力、知識の『習熟』『習練』を
しておくことをオススメします。
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