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基本的に、どの私立校・中高一貫校でも、
毎回のテストごとに、成績不振者、赤点の方を
呼び出し、面談することはまず無いと思いますが、
唯一、『内部進学の合否』、特に進学出来ないと
決まった方、決まりそうな方に限っては、
二学期中間テスト後に呼び出し、面談が
あることがあります。
先に言っておきますが、もうこれは、
ほとんど、最後の忠告、いえ、形式上の
『指導』として、行われるものであり、
かなりの高確率で、進学出来ないということを
『事前に』お知らせすることとなります。
今まで通りの、『次頑張れよ』
『勉強“も”頑張れよ』ではありません。
『“もう”次“しか”ないよ』
『勉強“（だけ）を”頑張れよ』
さらに、最悪な結果としては、
『もう“次”はないよ』
『これから先の進退を決めて下さい』
と言われることになります。
どちらにしても、これで、学校・先生は、
『指導（忠告）』を完了し、後は、もう、
ご家庭の問題、ご自身の自己責任と
なります。
以前にも書きましたが、こうして、
学校・先生は、進級・進学出来なくなった
証明として、『証拠』を作ってきたこととなり、
これによって、仮に裁判となっても、
学校・先生は、一切の責任が無いという
立場となります。
指導、教育、アドバイスはしてきました、
それを聞き入れるかどうか、そして、
やるかどうかは、本人の、ご家庭の問題ですので、
自己責任となります。
個人的には、明らかに勉強の遅れがある方に
文武両道を推奨し、勉強“も”頑張れと
応援だけし、状況・状態が悪化していくのを
『記録』して、最終結果が出たら、
自己責任で、突き放すのはいかがなものかと
思いますが、昨今の、下手な口出し・手出しは、
ハラスメント、精神的体罰、虐待、差別と
言われかねない世情を考えると致し方ない
ことかもしれません。
こうなると、先日書いたように、
『手のかかる子（人）』は、
触らぬ神に祟りなしと対応されていき、
無視され、見放され、切り捨てられる
ようになっていくことが加速していくと
思われます。
二学期中間テスト後、そして、期末テスト後の
『内部進学の合否』は、その明暗をはっきりと
示されることになります。
その時になって、『なってみてわかった』と
痛感することのないように、『記録』される、
一回一回のテスト、成績を大事にし、
結果が出たら、『判断を下す』ようにしておくことを
オススメします。
間違っても、その記録された結果の
『問題』を先送り、後回しにし、
時間が解決する、好転するものと
考えないようにして下さい。
その『最悪な結果』を、１０月、あるいは１１月に
見ることができます。
１・２年生は、その姿を見て、反面教師に
しておくことをオススメします。
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