テスト問題の解く順番


テスト中にする問題の解き方の進め方を書きます。



まず、数学に関して、

数学は必ず計算問題20~30点、

少し難しい計算問題10~20点

文章題が30~40点、

少し難しい文章題10~20点ぐらいの

配点となります。

単元によって変わってきますが、

大体の目安として考えてください。



ここで大事なのは計算問題で30~50点分

出題されるということです。



文章題に自信がない方は、

まずテスト開始20分で計算問題を解きます。



次に5~10分かけて、計算問題の検算を行います。



必ずこの30~50点を取る気持ちで検算してください。



残りの20分の内、3分で全ての文章題に目を通し、

答えのヒントを走り書きしておきます。



そして、17分で文章題を解いていきます。



文章題は数学が好きな方でも

間違えてしまう・解けないことが

ある問題です。



数学が苦手な方にこれを時間をかけてでも

解けと言ってしまうと、

全体的に点数が下がってしまいます。



できない⇒あきらめる、普段の勉強では、

この考えを持たないように言ってきましたが、

定期テストに関しては、この考えに近いです。



できない⇒優先順位を最後に回すです。



テストの時間は決まっていますので、

できる問題で確実に点数をとることを

お勧めします。



時間がかかるからこそ、

最初にやるという方法もありますが、

長年多くの生徒を見てきましたが、

その方法で、時間に追われてしまい、

単純な計算ミスを連発する方が非常に多いです。



近年はこの傾向が非常に出ています。



ですので、定期テストではこの方法を

やらないことをお勧めします。



定期テストでは1、2点でも確実に取ることを

重視したほうがいいです。



次に国語・英語に関して、

まずは単語・漢字を解きます。



次に4択問題を中心に解いていきます。



4択問題の場合、問題の前後に答えがありますので、

そこから解いていきます。



そして問題に出ている全文を読みます。



この問題の全文を読むことは

一番最初には絶対行わないようにしましょう。



普段読書をしている、または教科書の文章を

全て覚えている方は問題ないのですが、

そうでない場合、この全文読みは

時間がかかり、問題を解く時間がなくなります。



長文問題が多いテストほど、この傾向が多く出ます。



長文問題の場合、問題を先に見て、

問題のタイプを三つに分けます。


1、問題を見るだけで、解くことができる問題。

  単純な熟語の穴埋め問題など


2、選択式の問題。

  長文内の問題の箇所の前後に答えが

  書いてあることが多いです。


3、長文を読まないとわからない問題。

  長文に書いてある状況や場面、登場人物の

  心情などを読み取る必要があるため、

  斜め読みでも構わないのですが、

  全文を読む必要があります。


この三つで、時間がかかるのが3です。



国語や英語の場合、できれば、

各長文問題ごと解くことがベストですが、

もしそれが難しい、時間がないという場合は、

1の問題だけを先に解き、次に2、3の問題と

解くといいでしょう。



数学、国語や英語は時間との戦いとなりますので、

時間がかかりそうだと思った問題は、考えた結果や

ヒントを走り書きしておき、後回しにしましょう。



確実に取れる問題から解いていき、その答えを

見直した上で、後回しにした問題を解きましょう。



最後に理科と社会に関して、

この二つは覚えた順番どおりに問題を解いていきます。



受験テストと異なり、定期テストは大抵

授業の順番どおりに出題されます。



この二つは必ず順番どおりに解いていきましょう。



そしてわからない問題が出てきた場合、

必ず自分が覚えた単語帳に書いてあった単語を

問題の白紙部分に書いておいて下さい。



見直しをしてもどうしても

わからなかった問題に関しては、

その白紙部分に書いておいた

単語を記載しておきましょう。



先生にもよりますが社会・理科に関しては、

空白欄の少なければ少ないほど

印象が良くなります。



最終的には内申点に関わることでありますので、

できるだけ、答案用紙は覚えた単語で

埋め尽くしてください。



これらの方法を試してください。



そして最後に、もし時間に余裕ができたのなら、

綺麗な字に書き直してみましょう。



特に数学に関しては印象アップ間違いないです。



途中式をきれいに書き直してみてください。


※ただし、途中式を消してしまって減点になることが

 ありますので、時間に余裕がある時にして下さい。