受験休み=自宅学習日


昨今は受験休み中“こそ”部活動や趣味に

張り切る方が多くなっています。



学校・先生側がどのように言っているか

わかりませんが、“普通”であれば、

この受験中の期間は『自宅学習日』として、

扱われていると思います。



そして、そのように、年間予定表にも

書いてあると思いますが、

その『自宅学習日』は、

学校で授業が行えない日の

補習・補講として、

家で勉強する日だということに、

気付いていない方が多いです。



当然、その期間、自宅学習が

スムーズにできるように、

大量の宿題や課題、プリントなどを

渡されているはずですが、

それすらやらずに、

溜め込んでしまうと、

テスト前になって、

苦しむことになります。



そもそもの話になりますが、

昨今、私立校・中高一貫校において、

その学校に通うにあたり『適性』がないと

判断される一つとして、

こういった宿題や課題などにあります。



私立校・中高一貫校では、

一般の学校よりも

かなり大量の宿題が出され、

それを機械的にでも“こなす”ことが

出来ない、また、提出日という

“約束”を平気で破るという行為は、

私立校・中高一貫校での適性がないと

言えます。



内部生はそのことを

十分に身に染みているはずですが、

受験外部生の中にはこのことを

知らずに、宿題などを甘く見ている方が

多いように思われます。



入試などの一発テストで

“実力”を示せば合格できる感覚が

残っているのかもしれませんが、

私立校・中高一貫校に入ってからは、

日々の授業、宿題、課題を“こなす”ことは

もちろんのこと、毎学期ある

定期テストにおいて、

一定の点数を取り、

“成績”を取らなければ、

進級・進学できません。



そのことを勘違いしていく方から、

徐々に進級・進学できないことが

決定していきます。



また、内部生の中には、

そういった生活を続けて

いくことが出来なくなり、

嫌になって、諦め始める方もいます。



そうなると勉強そのものに

追い込まれていくことになります。



私立校・中高一貫校での高い教育水準と

勉強量に耐えるためにも、こうした

宿題や課題、プリントをやることは

『義務』となっています。



授業の進度が速くなった今年度以降は

この問題が加速していき、

量もさることながら、

提出期間も短くなっていくと、

“自宅学習日”などの休みの

時間の使い方をよく考えないと、

宿題や課題に押しつぶされて

しまうことになります。



今年度の一学期二学期を

よく思い出してみて、

この三学期において、

生活を習慣を考え方を変えないと、

次年度以降苦しみが増えていく

ことになるでしょう。



今年度以降、本当に“文武両道”を

目指すというのであれば、

この自宅学習日の期間内に

自分の改革を進めておくことを

オススメします。