新学年の意識を高める


4月になっても春休み中は、まだまだ新学年の

意識も自覚もない方が多いと思います。



実際には、もう新学年になっています。

4月1日をもって、もう新学年となっています。



始業日から、新学年になったわけではありません。



といっても、それでも皆さんの意識の中では、

やはり始業日を経て、学校が始まって、

授業が始まって、初めて新学年の意識が、

自覚が出始める。



そうして、やっと新学年としての

意識・自覚が芽生え始めた頃、

4月末、最初の長期休みGWが待っている。



ここで、“また”前の学年と同じように過ごして、

新学年の意識・自覚、なによりも『覚悟』を

すっきりすっかり忘れて、楽しんでしまう。



そうなると、宿題などはもちろん、普段の授業中も、

寝始める、ふざけ始める、ノートは取らない、

先生の説明は聞かないとなってきます。



集団行動のデメリットでもありますが、

こういった行動を一人二人とやり始めると、

徐々に皆がやり始めて、そんな状況になったから、

自分もやっても問題ないだろうと、やり始めてしまう。



最近は、有名私立校・中高一貫校でも

こういった授業崩壊が起きていると聞きます。



その“ツケ”と言いますか、平常点の評価は、

チェックされて、“記録”されていることに

気付かずに、さらにテストという評価においても、

「実力」を示さない方は、ばっさりと

切り捨てられることになりますので、

気をつけて下さい。



許されているのではなく、気付かない内に

「マイナス」「借金」という形で、

全て記録されていることがわかった時には、

今風でいう「詰み」となりますので、

注意しておくことをオススメします。



特に今のこの時期は、新学年になった

という優位性、優越感、進級・進学・入学が

「許された」=全てを「許される」と

勘違いする方がおります。



そうして、最悪なことに、情報化・記録化が進み、

ハラスメント・権利問題などが複雑になった現代では、

誰も何も「言ってくれない」、自己責任の時代と

なってきています。



学校の先生は、一回二回の注意しかしてくれません。

そこから先は、2学期末、3学期となった時に、

全て『自己責任』で、責任を取ってもらうことになります。



自らその道に進む、自業自得の方は、

仕方ないことかもしれませんが、

知らず知らずに流されて、

“そんなこと”になりたくないという方は、

クラスメートや友達が、何をどうしようが、

学校にいる間、特に授業中やテスト前など、

自分には、正確には『自分の人生』には

関係ないと割り切れるようにしておくことを

オススメします。



オススメするというよりも、

そうやって流される方のほうが、

意外に「進級・進学できない」ことが

多いです。



むしろ流されて、友達と一緒になって

バカをやっていたにも関わらず、自分だけが、

「進級・進学できない」なんて悲劇が

用意されていたりしますので、

流されやすい方は気をつけて下さい。



友達やクラスメートと一緒になって・・・、

で自分だけが不幸になるなんてこと、

思いもしないでしょうが、

私立校・中高一貫校では

大いにありうることなので、

よく考えての行動を心がけて下さい。



そういうことまで含めての、

新学年、新学期だということ、

意識・自覚、『覚悟』を

早め早めに持つことをオススメします。