二学期中間テストまでの計画


二学期は、一学期・夏休みを経て、

計画することの成功・失敗の経験を

活かす学期となります。



わかりやすいのが、テスト前の連休、

そして学校行事前後の計画です。



テスト前の連休に関しては、

ついこの間までの夏休みで、

休みの日の過ごし方、勉強の仕方、

自分の生活、性格がよくわかっている、

よくわかったと思います。



休みになると、どうしても効率が悪い、

家にいるとだらける、朝晩と遅くなって

しまうなど、やる気や生活に支障が

多少なりとも出てくることを

夏休み40日間で、学んだと思います。



“その経験”を二学期のテスト前の連休に

活かして下さい。



9月には二日、10月は一日、

11月も二日と、『祝日』『連休』が

あります。



学校行事との兼ね合いで、

どこかの連休は潰れてしまう

かもしれませんが、それでも、

テスト前、一週間前、二週間前には

祝日・連休が与えられている形に

なっていると思います。



当然ですが、学校行事が忙しかったから、

時間が無かったは言えません。



一学期はGW明けから連休・祝日が

無かったですが、それでも学校行事や

部活動があっても、授業とテスト前と

まがいなりにも『勉強』できたでしょう。



二学期は、学校生活、部活動、クラスにも、

先生・授業にも慣れてきて、

連休・祝日も用意されているわけですから、

“ちょっと”学校行事が多くなっても、

対応できるはずです。



と、おそらく学校・先生側が考えているからの、

1年間の行事予定となっているはずですが、

いかがでしょうか、学校から渡されている

年間予定表・スケジュールを確認してみて下さい。



年間予定表・スケジュールから、

学校・先生の意図・意志を感じ取ったら、

次は自分の予定・計画を立ててみて下さい。



夏休みにすでに学んだと思いますが、

約40日間の、『壮大な』夢・野望、

計画・予定は、大幅に狂った時に、

大変な目にあいます。



夏休みだと、夏休みの宿題が

そうだったと思いますが、

いかがでしょうか。



自分の計画・予定通りに、

一日も計画がブレる、ズレる、

狂うことなく、全て予定・計画通りに

事が進み、この夏休み、何の問題もなく、

過ごし、目標達成しましたでしょうか。



『何もしない』という計画・予定、

目標を達成したという屁理屈を除けば、

もしそれが出来たとしたら、

大人顔負けのスケジュール管理能力だと

思います。



そういう方は、別に学校の

勉強・宿題にこだわらず、

別の道でも必ず大成される

と思いますので、学校の勉強・宿題

“ごとき”は肩慣らし程度に頑張って、

ぜひ自分の夢や将来・未来に向けた

勉強・課題をやってみて下さい。



この提案は皮肉に聞こえると思いますが、

皮肉に聞こえる・感じるのは、

やはり、学校の勉強・宿題“ごとき”でも

「できない・やれない・やらない」からだと

思いますが、いかがでしょうか。



普段書いている嫌味のような、

説教・皮肉のほとんどは、後々必ず

「わかる・気付かされる」ものです。



逆に言えば、わかった・気付いた後には、

当たり前のことを何を偉そうに言っているんだ、

言っていたんだと、思うことでしょう。



テスト前の連休・祝日をうまく使いましょう、

学校行事を考慮した計画・予定を立てましょう、

これはおそらくテスト前になった時、

『そんな当たり前のこと』できていたら、

やれていたら、テスト前の『今』

苦しんでいないんだよ、

困っていないんだよと

嘆くことになるでしょう。



別にこれから先の二学期の

連休・祝日などに限らず、

過去を振り返って『今』思えば、

『中学1年』からきちんとやっていれば、

『宿題』さえ出していれば、

●●さえしておけばと、

思えることがたくさんあるでしょう。



過去の出来事を変えることが出来れば、

『今』は変わる、『今』は変わっている

と思えるのであれば、これからの『未来』を

変える、変わっていくためには、

『今』を変えなければならないことも

わかると思います。



二学期中間テストは、未来は、

『今』を変えれば、『今』が変われば、

必ず変わります。



そのための方法が、

「そんな当たり前のこと」が

大事になってくるわけです。



テスト前、「そんな当たり前のこと」が

できていれば苦しまない、困らない

というわけなのですから、ぜひ、

今から変えて下さい、変わって下さい。



テスト前の連休・祝日は

どうすればいいですか?


その連休・祝日はゆっくりしたい、

遊びたいというのであれば、

普段の生活をどうしますか?


計画や予定がなかなかうまくいかない

という『夏休みの経験』は

どう活かしますか?


どんな計画・予定を立てますか?



そこで、答えを求めるように、

様々な本や方法が、世の中には

たくさんありますが、各個人個人の

能力や好み、性格などを考慮した、

独自の最高の勉強法を書いてある

参考書、自己啓発の本など、

ありえません。



皆さん自身が自分で確立するしか

道はありません。



一つの提案としては、この夏休み、

もうすでにわかったことだと思いますが、

『40日間』の壮大な計画・予定は、

なかなかうまくいきません。



大人でも難しいです。



まずは、来週末の連休まで、

そして次の連休、テスト前と区切って

考えて、計画・予定を立ててみて下さい。



当然、やること、目標達成の過不足が

出てくると思いますが、その場合、

その都度、計画・予定を見直して、

テスト前に苦しむ、困ることのないように

してみましょう。



『夏休み』にも、提案してきた

ことではありますが、10日単位でも

計画・予定が狂うというなら、

1週間、5日、究極に言えば、

1日、1時間単位での

計画・予定でも立ててみて、

毎日目標達成したかどうかの

確認と修正をしてみて下さい。



そうして、二学期中間テストを終えた後は、

また二学期期末テストに向けた計画・予定を

立ててみて下さい。



学生時代は、学校の勉強・宿題“ごとき”は

この連続をしていけば、十分やり過ごせます。



特に中高一貫校で、高校・大学と

進学の道がある方は、これを徹底してやれれば、

進学・進級に何の問題もなく、スムーズに、

自分の思い通りに行けるでしょう。



逆に言えば、『できていない』

『形になっていない』方が、

その道から外れてしまうことに

なってしまいます。



一発逆転を狙うのもおもしろい人生

かもしれませんが、ドラマやマンガの

ような展開に、今の今まで

なってきたのかどうか、

よく考えてみて下さい。



この二学期は、少し意識を

変えてみてはいかがでしょうか。