小学生の勉強の仕方
~理科・社会編~

※小学生の勉強の仕方~理科・社会編~ですが、

全般編読んだ上で、話を進めさせて頂きます。



こんなことを書けば、関係各所から非難轟々かもしれませんが、

小学校時代の理科・社会の勉強において、

テストの点数などは、あまり気にする必要はないでしょう。



大胆な意見となりますが、小学校時代までは、

『興味を持てればOK』と考えていいと思います。



しかしながら、この『興味を持たせる』ことに関しては、

算数や国語以上に難しいことになると思います。



算数はなんとなく、世の中において“使える”、

『買物』の際などに計算する時に使うから『大事』だと思える。



国語は会話などに必要で、自分の思いを“伝える”、

そして相手の思いを“聞き取る”ことに必要なので、

『大事』だと思える。



さて、理科と社会に関してはいかがでしょうか。



大人でも、『子供に対して』『子供にわかるように』、明確にして簡潔に、

それでいて、実際に何に使えて、どんな“利益”をもたらすのか、

無垢な子供が納得できる説明は難しいと思います。



これは、大人子供に限らずではあると思いますが、

自分の生活にとって、人生にとっての、

有益かどうかの判断をして、必要ないと判断した場合、

それ以上耳を貸さない、時間の無駄だと思う、そんなことを聞くより、

学ぶより、別の興味あることをしていたい。



どうでしょう、親御さんも今から最新の物理学を学び、

最新の考古学を研究し、素人ながら論文の一つでも書いてみようなどと、

思えますか。



大人なら、こう言うでしょう、仕事で忙しくて、そんな暇はない、

それをしたところで、今の自分の仕事に何のメリットにもならない。

どうせやるなら、今の自分に必要なこと、仕事に関連していること、

興味があることをしたい。



子供も同じ考えをします。



ですから、この理科・社会科目で、『興味を持たせること』の難しさがよくわかるかと思います。



無理やり興味を持ってもらうというのは、先ほどの例で言えば、大人に対して、

休みの時間、睡眠時間を削ってでも、最新の物理学を学び、最新の考古学を研究し、

“何年もかけて”論文の一つでも書いてみろと命令しているようなものです。



親御さんがそういう言動・姿勢・態度をもって、実際にやってみせて、

お子さんにもそれを強制するというのであれば、

“まだ”説得力を持たすことができますが、それでもお子さんは納得しないでしょう。



興味を持たせる教育を、気軽に口にされる方が多いですが、

それが『もっとも難しい教育』であることを認識し、

それを『興味も何も、全く知らない無垢な存在』=お子さんに

施すということであることを自覚しないと、反発が強くなって、

逆効果になりかねません。



具体的な勉強の続きは・・・


【私立校・中高一貫校生 小学生の勉強の仕方】


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