冬休みまでにやること


一年の終わりには、

様々な、感慨深いものが

あると思いますが、

その時の自分の状況・状態を

よく考えておいて下さい。



冬休みの真っ最中、2週間前後ある

冬休みのちょうど中間、冬休みにも

慣れてきた頃、その時、自分は

どうなっているのか、

どうしているのか。



期末テストは当然終わっていますが、

その先、面談で、成績が渡されて、

3年生は、進学の合否が

決定する人もいれば、

受験に向けて勉強しなくては

ならない人もいる。



自分がどういう状況・状態になるか、

なりたいか、よく考えて下さい。



そうして、考えたとき、毎回の

長期休みの時に、提案している

ことではありますが、

「期末テスト」が終わって、

「冬休み」が始まるまでの期間、

テスト休みや短縮授業などで、

「時間」がある期間、この期間を

有効に使って下さい。



テスト日程にもよりますが、

学校によっては、長ければ

約2週間、少なくとも

約1週間という期間の

「時間」が与えられます。



テスト終わり、テスト休みの期間だから、

「休む」というのも構いませんが、

それで、本当に良いのかどうか。



冬休みまでにやることなんて

書いておきながらではありますが、

個人的には、この二学期、そして

今年一年、「頑張った」のであれば、

もうテストも授業もないわけですし、

もう年末ですし、少し早い、長めの

休暇としても、問題ないとは思います。



ですが、問題は、この二学期、

特に二学期期末テスト、これを

「頑張った」と言えるのかどうか、

言うのは簡単ですが、人に認めて

もらえるものなのかどうか、

そう見られたのかどうかが、

大きく関わってきます。



特に、ここにきてでの話ですが、

「夏休みの宿題」をサボった方は、

もう面談時に何を言われるか、

予想がついていると思います。



その上で、三学期、「冬休みの宿題」を

サボったなんてことになったら、

もう、目もあてられません。



君やる気あるの?

学校に居たくないわけ?

進学・進級したくないわけ?



今はこんな嫌味を言ってくれる

“優しい”先生はおりません。



早ければ、二学期、遅くとも

三学期には、「結果」だけ

淡々と言うことになります。



上記の問いに、大抵の人が、

やる気はあります、学校に居たいです、

進級・進学したいですと答えます。



これも、以前書いたように、

他人には「そう見えない、

見られていない」ということです。



それが、わかっているのか、

覚悟しているのかと、

問われているわけです。



そう考えられれば、

わかると思いますが、

テストが終わったから、

授業がないからで、

点数・成績を取れている方と

同じように、「何もしない」方が、

やる気がある、学校に居たい、

進級・進学したいと

思われると思いますか。



冬休みに入るまでに、

「冬休みの宿題」が終わっている、

今年の勉強で遅れた、わからなかった

ところを復習しているなど

といったことをして、

初めて、点数・成績を取っている方と、

「同じくらい」頑張る“ようになった”、

「ように見える」といえます。



皮肉なことに、頑張った・頑張る、

そして点数・成績を取る方ほど、

この冬休みまでの間に、

「冬休みの宿題」を終わらせたり、

復習をしていたり、“少なくとも”、

冬休みの宿題の範囲やプリントなどを

まとめておき、準備をしていることが

多いです。



頑張った・頑張る、点数・成績を

取る方がやっているのですから、

点数・成績が取れなかった方は、

やるのが“当然”“当たり前”と、

(他人から)「思われています」。



その当然・当たり前が、

具体的に何なのか、

自分の学校において

当てはめてください。



宿題かもしれませんし、

復習・予習かもしれません、

補講や補習に参加することや、

再試験・追試に合格すること

かもしれません。



“その準備”を今から少しやって

おかないと、またその場しのぎの

対応となってしまいます。



もちろん、“冬休み”に入ってから

“やる”というのでも構いませんが、

毎年、毎回、そういって、

“やれない”のであれば、今年は、

その“冬休み”になる前、

テスト終わってからの期間を

有効に使うことをオススメします。



そして、その期間を有効に

使うためには、今から少し

考えておき、計画・準備して

おくことをオススメします。