大学進学決定後の
勉強の仕方
~勉強編~

※大学進学決定後の勉強の仕方 ~勉強編~ですが、

全般編を読んだ上で、話を進めさせて頂きます。



大学進学が決定した私立校・中高一貫校生、特に大学付属の内部進学生は、

12月から約4カ月近く、読み書きから遠のくと思います。



ひどい方ですと、大学の試験がある7月まで、つまり約8カ月近く、

ペンも持たず、教科書などの活字を見ずに、過ごされる方もいるでしょう。



それでも、“大学生”になることが決まってから、あるいは“大学生”になってまで、

親御さんや先生から、『勉強しろ』などとは言われませんので、

ここから先は、自分の意志でペンを握り、教科書を読もうと思わない限り、

そうなっても、誰も何も言いません。



そのためか、その4カ月、8カ月で、自分がどう『勉強』するのか、

してきたのかを、すっきりすっかり“忘れられる”方が増えてきました。



大学一年次はサークルへの入会や、新しい、それこそ価値観が全く異なる友人・知人も

増えてきて、その付き合いに忙しい時期ではありますが、

そうやって『勉強』から離れた分、時間だけ、大学での勉強は厳しいものと

なっていくことでしょう。



中高各学年の勉強の仕方でも書いておりますが、普通は、“一年次の一学期”、

大学では二期制なので、“前期”ですが、その“前期”において、

しっかりと単位を取り、余裕を持つことが、後の学校生活を楽にするものと、

私立校・中高一貫校生なら“中高時代の学校生活”で、学んできているはずです。



ここで単位を落とすのは、受験で一発逆転で合格し、結局最後の最後で、

なんとかなるさという楽観主義の方か、大学を“ナメて”いる内部進学生だけです。



そして、ご多分に漏れず、『受験の経験の無い』内部進学生は、

後半になればなるほど、追い込まれていく一方で、

大学の授業、勉強の難しさから、留年・退学とまで追い込まれていくことに

なります。



冗談のような話ですが、昔、大学生になれば、授業が、勉強が“簡単”になると、

本気で考えている方がおりました。



なぜなら、表面上の大学生だけを見てると、授業も出ないで、遊んでばかりいて、

それなのに、学年が上がっていって、まぁ、最後の最後、卒業・就職できていると、

見えるからなのでしょう。



様々な意見があるとは思いますが、その裏で、どれほどのことを、

勉強を、努力をしているか見ずに、自分の都合の良いところだけ見て、

物事を決めつけていると、後々後悔することになります。



はっきり言いますが、大学の授業、勉強が、中高時代より『簡単』に

なることはありません。



教育機関の最高学府を、就職訓練場あるいは就職資格認定所のように

勘違いしないで下さい。



実際に、“そう”なりつつある現状に、大学側はテコ入れをし始めています。



今後はより厳しい制度や学力を求められることになっていくと思いますので、

間違っても、今までの先輩の話をうのみにして、『なんとかなる』などとは

思わないで下さい。



内部進学生はそうやって騙される、あるいは自分自身で勝手に自分を騙すようにして、

追い込まれていくことになります。



大学生にもなって、『勉強ができない』などと、先生や親御さんはもちろんのこと、

友人・知人にも相談などできないでしょう。



むしろ、大学生にもなって、何を言っているんだと、友人・知人のほうが呆れて、

馬鹿にしてくることでしょう。



そうして留年などとなった場合、今度は“後輩”から白い目で見られる日々となります。



大学進学が決定した私立校・中高一貫校生、特に大学付属の内部進学生の多くは、

失礼ながら、自分の学力が、本当に、その進学する大学のレベルなのかどうか、

一度、自分自身で確認したほうがいいでしょう。



具体的な勉強の続きは・・・


【私立校・中高一貫校生 大学進学決定後の勉強の仕方】


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