二学期期末テストで落としていいテストはない


テストも近づいてくると、出てくるのが、

「最悪、この教科は(点数・成績を)

 落としてもいいから・・・」

といった打算です。



そういって、他の教科の点数を、

大幅にUPさせた方は、

ほとんどおりません。



というのも、“そう”思う、

思いたくなるのは、“面倒”だから、

“時間”をかけたくないからで、

じゃあ、その“面倒”分を、

その“時間”分を、「本当に」

他の教科にあてているかどうかが

問題になってきます。



あてられるというのであれば、構いませんが、

「落としてもいいと思う教科」ですら、

面倒、時間をかけないのに、

「落としてはいけないと思う教科」に、

面倒、時間をかけれるのかどうか、

よく考えてみて下さい。



精神論・根性論になってしまいますが、

少なくとも本当に追い込まれて、

選択せざるおえない状況、

テスト前日、直前であれば、

その考えに至っても構わないと

思いますが、“まだ”テスト前、●日前、

一週間前の段階で、そんなことを

言っているようでは、

「落としてはいけない教科」も

危なくなります。



こういったことは、大抵、

“初め”は教科ごとに考えると

思いますが、“次”はその教科の

単元ごとに、“最後”はその単元の

問題ごとに、発展していって、

結局「落としてはいけない教科」も

穴ぼこだらけの状態になってしまいます。



さらに、ここから最悪なのは、

“そう”やって、他の教科を

捨ててまでやったことで、

勉強に“満足”して、

穴だらけの状態で、

テストを受けるが、

全く点数が上がらない、

それどころか下がることになり、

捨てた教科は、さらにひどい

点数になって、全体としての

点数、成績も落ちることです。



限られた時間内での物事の

取捨選択の判断は、

大人でも難しいことです。



まだテスト前、●日前、

一週間前なのであれば、むしろ、

その「捨ててもいい教科」

「やらなくても良い

(と思っている)教科」を

“気晴らし”にやっておくことができ、

さらに、テスト前、直前に、

もう一度目を通すだけで、

「捨てる」ことなく、

「落とす」ことなく、

することができるはずです。



他の定期テストでもそうですが、

特にこの二学期期末テストにおいては、

「捨ててもいい」「落としてもいい」

「テスト勉強しなくていい」教科は

ありません。



主要5科目に目がいきすぎて、

副教科を捨てる、落とす勉強に

なりがちですが、主要5科目の

勉強の「気晴らし」に少しでも

やっておくことをオススメします。



そもそもですが、今まで

「点数を落としてきた」

「嫌になってきた」

教科“ばかり”のテスト勉強が、

“本当に”“今回から”時間をかけて、

どんなに面倒でも、他の教科の

勉強分も上乗せして、勉強できますか?



よく考えてみて下さい。



そして、もし友達でそういうことを

口にする方がいたら、試しに、

自分とその友達とで、テストの

点数の総合計を比べてみては

いかがでしょうか。



一つの教科に集中することが

良い結果を生むかどうかが

よくわかると思います。