学生時代を
充実させるために
~皆でできることを探す編~


学生時代、仲良しグループ・集団で、

放課後や休みの日に、カラオケやボーリング、

遊園地などで遊んだり、ファミレスや喫茶店で

ダベったり、祭りや花火などのイベントに

参加したりすることも楽しく、

思い出に残ることだとは思います。



ですが、やはり心のどこかで

満足感、達成感、充実感を得られずに、

漠然とした不安や焦燥感、葛藤や悩みなど、

うやむやとした鬱憤のような気持ちを

晴らすことができずにいませんか。



思春期はそういった陽と陰のような

気持ち・気分の移り変わりが、

激しいものだと思います。



そのうさ晴らしするかのように、

何かに集中することで、

とりあえず忘れてしまおう

という流れに流されてしまうことでしょう。



その何かで手っ取り早いのが部活動や学校行事で、

学生の本来の“ウサ晴らし”として

もっとも役立つ『学校で習う勉強』は

最後の最後まで後回しになって、

『そのこと』がまた、不安や焦燥感、

葛藤や悩みなどの鬱憤を溜める原因になったりして、

不完全燃焼のまま、学生時代を送ってしまう。



もちろん、友達との交流や部活動・学校行事、

さらには恋愛などで、満足感、達成感、充実感を

得られないわけではないですが、それでも何となく

『足りない』『満たされない』と思うのは、

学校で習う勉強同様、“ソレ”が果たして、

『将来に役にたつのかどうか』というところが、

はっきりしないからでしょう。



多くの方は、胸を張って、学校で習うような勉強は、

『将来、社会に出て役に立たない』と、

おそらく先輩や大人達などから

聞きかじったことを、自分の都合よく解釈して、

そう思うことは自分の思想・考え方だと

主張されるのでしょう。



しかし、では、果たして、学校の勉強以外のことで

やっている“ソレ”が、『将来に役にたつのかどうか』を、

きちんと答えられるかというと、目を背けていませんか。



学生時代、勉強する以外に“わざわざ”時間を取ってやる

くらいのことであり、散々馬鹿にした学校の勉強

『以外のこと』なのですから、ソレはさぞや、

将来・未来に、社会に出て、

『役立つ』ことなのでしょう。



と言われて、嫌味に感じるようでは、

“ソレ”は単に『逃げている』だけの、

口実のための、ものになっていると思います。



そこに気付かない限り、学生時代は、

満足感、達成感、充実感を得られないどころか、

漠然とした不安や焦燥感、葛藤や悩みなどの

鬱憤を晴らすことなどできないでしょう。



冒頭からうるさい説教に感じられるかもしれませんが、

今まで書いてきたことの総まとめとして、

この『皆でできることを探す編』を書く上で、

避けては通れない問いかけ、説教となります。



施設を利用して何かをやるのも、

大会・コンクールなどに応募・参加するのも、

自分一人でできることを探すのも、最悪、

一人孤軍奮闘で出来ないこともありません。



しかし、『皆でできること』をしようとする場合、

大前提が“皆で”となりますので、人を動かすだけの

魅力を、人徳、人望を持ち合わせていないと、

なかなか難しいことになります。



がっはっは、わっはっはで豪快に何でも笑って、

率先して皆を引っ張って、いつの間にか

多くの人が集まって、何かを成し遂げる。



マンガやドラマなら、そういう主人公が

たくさんいるかもしれませんが、

自分がそうなる、あるいは周りに

そういう人がいるというのは、

現実的に見て、どうでしょうか。



ほとんどの人が、自分がそうなるのはちょっと・・・、

そういう人に実際に従うのもね・・・、

魅力あって、人徳ある人だけど、

『そういう人』は『そういう人達』と、

自分とは関係ないところで、やればいいと思う。



学生時代の仲良しグループ・集団は

そういった考え・思想の方々同士の

付き合いとなることが多く、結果として、

学生時代だけの付き合いで終わってしまうことに

なってしまうと思います。



大学生・若い社会人の方などは

痛感していることでしょうが、

学生時代の付き合い方が、そんな付き合い方で、

冒頭に書いたようなことばかりしている場合、

高確率でそうなる可能性が高いです。



一念発起して、もう一度仲良しグループ・集団で、

『遊ぼう』ということにしても、一番言われるのが、

『もう学生じゃないんだから』というお断りだと思います。



これでは、学生時代、『皆』で何をしていたんだろう、

あの時、もっと別の何かを、『皆』と共有しておけば、

思い出話に華が咲き、学生時代やったことを、

もう一度、今度は大人になってから、

『皆』で何かを成し遂げようということが、

『できた』かもしれないと、思うことでしょう。



そうならないためにも、まずは自分自身が、

動き出さないと、『皆』はついてきてくれませんし、

基本的に、前提として、『皆』は動かない、

非協力的だと思って、自分が用意・準備し、

『皆』を引っ張るくらいの気持ちを持たなければ、

学生時代に『皆でできること』をやり遂げることは

難しいです。



ここまで読んでいて、すでに心が折れてしまう方は、

おそらくぱっと思いついたのは、自分の性格や能力以上に、

グループ・集団の人達、友達の性格や口癖、能力を

考えたと思います。



その場合は、もう『皆』では無理でしょう。



仲良しとはいえ、グループ・集団という形で作られる

人間関係は、互いに見知ったがゆえに、余計なことは

言えない・言わない、あるいは関係が壊れるような

言い草や提案をできないのが『普通』です。



ましてや、普段やっている遊びはもちろんのこと、

学校の勉強以上に『面倒で』『かったるい』

『楽しいとは限らない』、別の何かをやろうなどとは、

言えないと思います。



であれば、この『皆でできる』ことに関しては、

無理にする必要はないでしょう。



ただ、妄想になってしまうかもしれませんが、

『もし、本当に気の合う仲間と出会って』かつ、

『互いに』そういう、“勉強とは別の何か”を

やりたいと思っていて、やるとなった時に、

『やろう』と言ってくれる仲間がいたら、

やってみたいこと、やりたいことを、

考えておくのもいいとは思います。



部活動や学校行事などでもわかると思いますが、

こういったこと、つまり、仲間集め、人集め

というのは、非常に難しいものです。



学校のような狭い世界ですら、そうなのですから、

拓かれた社会ではもっと難しいものとなります。



そういったことを学生時代に学んでおくことも、

“勉強”になり、今はまだ、出会えていないかもしれませんが、

いずれ出会う、そういった何かをやり遂げる仲間のために、

準備をしておくのもいいと思います。



無理には勧めませんが、出来る限り、

やっておくことをオススメします。



具体的な勉強の続きは・・・


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