テストの結果、今年の結果、努力の結果


“たかだか”“ごとき”と考えている方にとっては、

学校の勉強、テストの知識、数字なんて

どうでもいいと思っているかもしれません。



そんなことまで思っていない、

と反論する方には、

何度か書いてきていますが、

あなたがどう思おうと、どう言おうと、

「他人にどう思われるか

 見られているか」が

問題になってきます。



他人なんか関係ない、

自分は自分で生きていくんだ

という態度を取る方もおりますが、

厳しいことを言わせて頂きます。



ドラマや映画、漫画の見すぎです、

格好つけないで下さい。



逆に、そういう方ほど、

他人に対して“そういう目で”

見ていることがよくわかります。



自分は、自分はという方のほとんどが

「他人」を基準にしていることが

多いです。



(自分の目から見て)他人よりは、

(自分は)頑張っている、よくやっている、

うまくやっている、頭がいい、

テストでできている、勉強できている、

なのに、なんで自分を認めてくれないんだ、

努力を認めてくれないんだ。



本当に、他人なんか“関係ない”

という方ならば、自分なりに

ここまでやって、

認めてもらえないなら、

次はこのくらいやってみようと、

次はこのくらいの力を

発揮してみようと、

「自分」で「自分」を

研究することに至ります。



他人は関係ありませんが、

自分に対する「評価」に対しては

こだわるわけです。



ムカツクのでしょう、ウザイのでしょう、

「他人に決められる評価」というものは。



だから、「他人なんか関係ない」と

本当に思う方は、そんな風に

見られている自分に対する、

自分の評価をどうするか、

本気で考えます。



結局のところ、

こういったところでも

「中途半端」を露見して、

他人のせいにするように

なってくると、学生時代で、学校で、

「何も学んでいない」と、

さらに大嫌いな人から

「評価」されるわけです。



どこか言葉遊びのように

なってしまいましたが、

そろそろ実際にテストの結果は

出てきたと思います。



そして、それは“今年”の

結果となったと思います。



さらに、この二学期、少し遡れば、

夏休みからの約5ヶ月の努力の結果

となったともいえます。



その結果を軽んじる方は、この5ヶ月間、

たかだかごときかもしれませんが、

一年の半分近くが、「軽い」生き方だった

ということです。



今後、そのままで、過ごしていくのでしょうか。



学生の皆さんには

可能性や夢や将来・未来が、

確かにあります。



ですが、何度か書いてきていますが、

それは「機会」と「時間」を

指すのであって、それらを

“軽く”考えている限り、

可能性や夢や将来・未来は

遠ざかる、いえ、選択肢が

どんどん“消えて”いくものと

なります。



厳しいように感じるかもしれませんが、

そのことが、たかだかごときの、

学校の勉強、テストで

垣間見れているでしょう。



テストで悪い点数をとっても、

裏技、秘技、奥義、必殺技の

ようなものを発動して、

無限の可能性の中から、

奇跡を起こして、

成績をひっくり返す。



・・・なんてことが、

一度でもありましたか。



最近は、そういったことが“本当に”、

強く思っていれば、長く願っていれば、

深く考えていれば、叶うと思っている、

勘違いしている方が増えてきている

ように見えます。



何度もうるさいかもしれませんが、

「他人からそう見える・見られる

 言動・態度・姿勢をしている」

ということです。



これは、そう見られるということは、

たかだかごときの学校の勉強、

テストよりも、大事なことです。



よく“勉強”しておくことをオススメします。



社会に出れば、いろんな人がおりますが、

多かれ少なかれ、相手の言動・態度・姿勢を見て、

人は他人を評価し、判断します。



いや、この人は実は、

内に秘める強い思いが、

長い願いが、深い考えがあって、

まだまだ可能性ある、

夢や未来・将来ある人なんだ、

有名人・大人物になる器の人なんだ、

と誰もが、全ての人に対して、

そう思うわけではないというわけです。



情報化・記録化が進めば進むほど、

“そう”考えてくれる人は

少なくなるでしょう。



今後は、その人の持つ人柄や

将来性なんかよりも、履歴と知識、

そしてちょっとした言動・態度・姿勢を、

より厳しく見られる時代となると思います。



皆さんが、厳しいことを言ってくる

大人達に対して、どんな人なのか

「評価」するように。



やわらかい物腰で、

優しいことを言ってくれ、

「はいはい」といっていれば

許してくれる菩薩様のような、

都合の良い大人が

皆さんの好みであれば、

素直で、真面目で、やる時はやる、

こつこつ努力する、人の言う事を

よく聞いてくれる、よく学んでくれる

学生が、学校、先生、親御さん、

大人達の好みになってくる、

・・・のかもしれません。



最近では、“互い”に

「それが」「そうするのが」

当たり前とさっぱりした態度を

取る方が多いように思えますが。



学校の勉強、テストが一段落した今、

改めて、このことを、よく考えて、

自分がどう行動するのか、

どういう態度・姿勢を取るのか、

検討して、研究しておくことを

オススメします。