進学要綱、進級要綱を必ず確認する


新学年、新学期になる際、

学期ごとの成績が出た際、

定期テスト後、都度都度

書かせて頂いておりますが、

進学したい・進級したいと

心から願うのであれば、

本気でそう考えているのであれば、

進学要綱、進級要綱を見直す、

確認する癖を身につけてください。



言葉だけの「次学期は、次回のテストは頑張る」

「進学・進級したい」、思いだけの「やる気」

「勉強しよう」「次は良い点取れるようにしよう」、

これらは、何一つ、力になってくれません。



“具体的に”、“成績で”“テストで”、

何の教科を何点、どのくらいの成績を

「取らなければならないのか」

「キープしなければならないのか」を

知って、そうするために、“学校生活”、

“家での勉強”において、何を何時間、

何個(何問)、いつまでにどうするか、

これを考えて下さい。



その指標を、目標を、目的を決める、

最初の起点となるのが、

学校の進学要綱、進級要綱です。



学校生活する上で、進学要綱、進級要綱を

暗記しているくらいしっかり把握していれば、

もうテストも成績も怖いものなしでしょう。



学校の先生も、親御さんも、誰も、

あなたの成績・テストの点数から、

進学・進級のことを本気で考えてくれません。



考えるのは、三者面談の時、呼び出しがあった時、

このままだと危ないぞ、「もっと頑張れ」と

言ってくれるくらいです。



頑張れって、何を? 頑張った結果、

こうなったのに、どうしろと言うんだ。

と悩む方もいると思います。



そう思うのであればこそ、本気で、

自分の進学・進級を考えて下さい。



そして、学校から渡された進学要綱、

進級要綱をよく見て、自分がなぜ、

このままだと危ないのか?

なぜ進学・進級できないのか?

どうすれば、今の状況を

変えることができるのか?

をよく考えて下さい。



これは別に、“普通に”テストの点数を取っていて、

“普通に”成績を取っているのであれば、

こんなことを悩むことはないでしょう。



しかし、いつ、どうなるかわからない、

またはもうすでに呼び出しを受けている方は、

進学要綱、進級要綱を確認して、

自分が何の科目の何の条件に

引っかかっているのか、

わからないのであれば、

すぐに進路指導の先生に相談して、

自分の進学・進級するために、

生活を修正して下さい。



不安に思ったのなら、思ったその時に、

進学要綱、進級要綱を見直せるよう、

無くさないようにしてほしく、

新学年が始まる前の今日、

あえて書かせて頂きました。



入学した際、渡される進学要綱、進級要綱は

あなたの生命線だと思って、

大事にしてください。