テスト前、テスト中は効率を無視する


テスト前、テスト中のテスト勉強は

効率を無視して、愚直に何度でも

何回でも解き続ける、同じことを

繰り返すようにしてください。



効率よく、1・2時間で勉強して、

明日のために体調を整えて、

睡眠時間を多めに取ってと、

何かのプロかアスリートのような

調整を取られる方が多いですが、

それは、『普段』十分に

練習している方が

前日に行うものです。



普段、散々サボってきた方が、

そうしたことをしても、

点数が取れず、それどころか、

難易度が難しくなった場合、

中間テストの時よりも極端に

点数を落とすことになります。



それを防ぐためにも、たかだか

1・2点分かもしれませんが、

その1・2点を確実に取り、

積み上げられるようにしておく

ことをオススメします。



そのために、必要なのが

冒頭に書いたように、

直前まで愚直なまでに

繰り返すことです。



範囲内のことは、もう嫌というくらい、

この単語、この問題、この解き方を、

何度も見た、書いた、解いたと言える

くらいにやって下さい。



勉強できない方は、

そんな簡単な『ソレ』すら、

できない、やれないと言って、

『やらない』から、ますます

勉強が出来なくなります。



この勉強は、狭い範囲でかつ、

授業で教わっている、

習っている学校の定期テストで、

点数を取るための

『最低限の勉強』です。



小学校時代は、いえ、最近は

小学校時代からかもしれませんが、

こうした繰り返しの演習や勉強を嫌い、

効率よく効率よくという風に

なってきています。



要領が良い方、要点を掴むのが上手い方、

勉強が出来る方なら、その効率よくで、

点数を取り、さらには自由に出来る時間も

『得る』ことができるでしょう。



しかし、そうでない方が

そうすればするほど、

基礎学力はどんどん落ちていき、

高校、大学へと進むための土台が

無くなっていきます。



そうなると、まず進級・進学は

難しいでしょう。



いえ、むしろ、進級・進学していけばいくほど、

人格否定、人生否定されるかのような点数、

成績を『記録』され続けることになると

思います。



あれもこれもどれも効率よく

スマートに出来るようにと、世界も社会も

『そうあるべき・そうなるべき』と

なってきていますが、それは、

『出来ない方』が、徹底的に出来ない

ようにもなる危険性も含まれている

ことに気を付けて下さい。



今や、多くの私立校・中高一貫校で、

ICTなどによる効率化が進んできています。



要領が良い方、要点を掴むのが上手い方、

勉強が出来る方はそれによって恩恵を

受けることでしょうが、『出来ない方』は

それによって害というよりも損をし続ける

ことになると思います。



本当に、自分は効率よく、

スマートに、1・2回と

少ない回数で、物事を覚えられるのか、

忘れないのか、解けるようになるのか、

よく考えておくことをオススメします。