それは本格的部活動か? だったか?


4月の始業の時にも厳しいことを

書かせて頂きましたが、おそらく

勉強以上に、結果が問われること

となるのが、この部活動だと思います。



勉強と両立しながら、あるいは

勉強を捨ててでも、本気で

大会優勝・コンクール入賞を目指す。



4月から5ヶ月間経った、この二学期に

その結果が出ます。



当然ですが、実力そして努力の差が、

勉強以上に如実に現れるでしょう。



以前にも書いた通り、部活動、

特にスポーツ・芸術系の部活動は、

その結果が点数や平均点で出るのではなく、

優勝・準優勝・入賞といった『文字』で

表されることになります。



努力賞というものももらえない、

厳しい世界となるかと思いますが、

それが部活動、“全国”あるいは

“世界”の不特定多数の方と

競争することの厳しさです。



大会やコンクールなど、大きな話ではなく、

身近なところでは、学校内・部活内の

レギュラー争い、学区内の練習試合などの

競争です。



いかがでしょうか。



嫌味に聞こえるかもしれませんが、

誰もが平等公平に、同じ様に一学期、

夏休みを経ての、“約5ヶ月”、

“約150日”“約3600時間”です。



皆さんの『自分的』『自分なり』の努力が、

そして生まれ持った『実力』『才能』が

試されることとなります。



そして、結果次第によって、

人格否定とまでは言いませんが、

「部活動を言い訳に、勉強“も”サボッた」

と言われかねないのが、この二学期です。



昨今は、二学期になってから焦って、

小手先の努力でなんとかなるほど、

“部活動”は甘くありません。



特に、大会・コンクールで優勝ともなると、

“奇跡”も起きないくらい、打ちのめされる

ことになるでしょう。



“それ”を人生の糧に、この二学期から、

大会・コンクール後から、やる気になる、

本気になるというのも、人生の良い経験だと

思いますが。



この4月にも聞きましたが、いかがでしょうか、

その本気、やる気は、他の方、つまり同じことを

している方と同等、あるいはそれ以上のものに

なっているでしょうか、なっていたでしょうか。



勉強でもそうですが、勉強以上に

スポーツや芸術の世界は、『ブランク』

『サボり』を持つと、復帰が困難なのでは

ありませんか?



『今までサボった分』

『真面目にやらなかった分』を

取り戻すのに、皆さんの考える

“ソレ”で、“次”はどうにかなる

ものなのでしょうか。



そういった結果が問われる、

誰に言われるでもなく、自ら悩み、

葛藤することになることが多いのが

この二学期の部活動です。



こうして、改めて赤の他人に言われるのは、

うぜぇ、ムカツクかもしれませんが、

何も言われずに、結果だけ見られる、

“頑張れ”の応援だけで甘えさせてくれる

ほうが、『厳しい』と思いませんか。



残念ながら、学生である以上、

つけ加えて、『勉強』のことを

必ず言われます。



部活動を頑張った、本気でやった、

努力したで、結果が出せなかった、

そうなった時、テストで点数が悪くなった、

できなかった、成績が落ちたとなると、

「部活動を言い訳に、勉強“も”サボッた」

と評価されることになる。



私は、これこそが悲劇だと思い、

4月に厳しいことを書かせて頂きました。



一学期で先輩も引退し、

夏休みの合宿などを経て、

9月に入り、部活動も本格的に

なってきたと思います。



改めて、問わせて頂きますが、

その部活動は、本気ですか?



ライバル達は、一学期、夏休みを経て、

実力も努力もつけて、満を持して、

この二学期の大会・コンクールに

臨んできます。



その方々に、自分はその部活動に、

“本気”だったと、胸を張っていえる

くらいの実力・努力を身に付けていますか。



素人の私には、それぞれの部活動、

大会・コンクールの詳細は知りえませんが、

そのくらいの気持ちを持って、

部活動、大会・コンクールに挑まなければ、

結果は伴わないと思いますが

いかがでしょうか。



この二学期、『部活動』は言い訳扱いされて、

さらにテストの点数・成績でも評価を落す

ということのないことを祈ります。