冬休みのイベント事には最低限の注意をはらう


長かった二学期を終え、

テスト・成績の結果に対する

親御さん・先生の小言も、軽く聞き流し、

待ちに待った楽しい冬休みになったと

思います。



気分はもう楽園にいる

気分かもしれませんが、

あまり浮かれていると、

手痛いしっぺ返しを食らいます。



クリスマスだから、大晦日だからと、

ついつい羽を伸ばしすぎて、

態度も気分も大きくなるのには

注意して下さい。



毎日友達と遊びに行って、

夜遅くに帰る。


クリスマスだからと

友達とはしゃいで遊んで、

ついつい悪いことをする。


大晦日・正月だから夜通し

出歩き、補導される。



そんなことありえないと

タカをくくっても、

実際にそれで学校に、

自宅に通報されることもあります。



今は簡単な通信手段

(携帯電話・スマホ)が

ありますので、まさに

壁に耳あり障子に目あり

という状態で、いつどこで

誰が見ているかわかりません。



私服なら大丈夫。

すぐに逃げれば大丈夫。

知らぬ存ぜぬを

突き通せば大丈夫。



一回二回それで大丈夫だったからと、

続けてやって、最後には

追い込まれてしまうのが、

世の常です。



イベント事を楽しむな

とまではいいません。



頑張ったご褒美だというのも

わかります。



ですが、一つ一つの行動を

よく考えてください。



12月に入ってから

何度も口を酸っぱくしてまで

言うのにはわけがあります。



中高一貫校生は、“進学”が

半ば約束されている、

つまり保険がある身です。



それを“勉強・成績”以外のことで、

取り消しになることは、

自分自身の後悔に加え、

親御さんに対する罪悪感、

学校に対する言うに言えない

憎しみを抱くことになります。



学校に対する憎しみは、

お門違いではありますが、

実際にそうなった時、

この感情が必ず生まれます。



自分にとっては、

たかだか一回のことで・・・と

思うかもしれませんが、

その一回を許すことが

ないのが学校であり、社会です。



少し重い話になってしまいましたが、

冬休みだからといって、気を緩ませることの

ないように気をつけましょうということです。



わかっているとは思いますが、

3年生で、進学が決定したかと

思っている方に最後の忠告です。



進学決定ではありません、

あくまでも、“このままいけば、

進学できないことはない

ということを通知された状態”です。



遠まわしで、わかりづらいですが、

3学期になって、進学取り消しと

なることも十二分にある、

残されているということです。



決定したと勘違いして、

何もかもが許される

と思わないように、

気をつけてください。