都合の良い言い訳を止める


今後の未来を生きる皆さんは、

『締め切りまでに残された時間』と、

『記録されていく結果』、

『溜め込んだ宿題・課題』、

『やり残してきたこと』、さらには、

『抜け落とした基礎学力、基礎知識』が、

常に問われる時代を生きることになると

思います。



情報化、記録化が進んでいく

社会、世界では、もう下手な、

自分勝手な、都合の良い『言い訳』は

通用しなくなります。



部活動が忙しい、ならどうするのか、

時間が無い、ならどうするのか、

頭が、要領が悪い、ならどうするのか、

才能が無い、ならどうするのか。



一つ一つのどうするのかを、

一流のスポーツ選手などのように

毎日つきっきりで、教えてくれる

コーチのような人がいるなら別ですが、

そうでなければ、ほとんどの方は、

『自分で考えろ』

『考えないあなたが悪い』、

そして、『結果』が出た後は、

『それ見たことか』

『だからこうしておけと

 言ったのに』と言われる

ことになります。



それを何度か繰り返して

いけばいくほど、もう

自分自身のことも

嫌になっていくことでしょう。



このブログでも

様々な言い訳に対して、

冷静に提案をしてきておりますが、

その提案に対して、『そうは言っても』

と言い訳で返されることが多いです。



部活動が忙しくて、

宿題が出来ない、勉強が出来ない。



のであれば、それはもう、

宿題が出来ない、勉強が出来ない

『原因』『元凶』なのですから、

部活動を辞めるべきでしょう。



スマホにハマってしまって、

時間が無くて、集中できなくて、

やる気が起きなくて、

宿題が出来ない、勉強が出来ない。



のであれば、もう解約して、

スマホを持たないか、

せめてテスト前だけでも、

親御さんに預けるなどして、

自ら自制するか、親御さん、

ご家庭の方が強制するかしない限りは、

『止められません』。



『言い訳』する方を言いくるめて、

あるいは適切なアドバイス、

コーチングなどして、

“うまく”やってもらう方法も

あるのでしょうが、時間がかかる上に、

そもそも、『言い訳』する方は、

どんな言葉にも、アドバイスに対しても、

『言い訳』を上乗せするばかりで、

らちが明かないことが多いでしょう。



さらに厄介なのが、その『言い訳』が、

自分にとっての正当な『理由』と

なってしまった時、もう、

自制することは不可能となり、

誰かが強制しない限り、

自ら目が覚めることは

難しいでしょう。



そのまま、目が覚めない

というつもりはありませんが、

少なくとも一瞬で、今すぐに

というのはまず無理で、

数カ月、数年とかかって、

それも、その時

『多くのものを失っていて』、

初めて気づくことになると

思います。



ある意味、子供に限らず、

大人でも『言い訳』し始めたら、

“自制”することが出来ないものだと思って、

自ら、あるいは誰かの手を借りて、

『強制』すること、されることを

意識しないと、『止められない』の

かもしれません。



そんな『大人』になってしまう前に、

学生時代の内に、自ら、自制出来る人に

なるためにも、都合の良い言い訳を止めて、

目の前の問題にしっかり取り組めるように

しておくことをオススメします。