不安を消し去るのは時間数か問題数


五十歩百歩という

ことわざがありますが、

このことわざでは、

ある戦いで、負けた時、

五十歩だけしか

逃げなかった兵士が

百歩逃げた兵士を

笑ったことに対し、

五十歩だろうが、

百歩だろうが、

逃げたことに変わりない、

つまり、あまり大差がない

ということですが、

勉強に関しては、

この差は確実に

差として出てきます。



今から勉強しても、できて十数時間、

なんとなくやって2~3時間、

確認だけでの1時間、たかだか、

それくらいの時間で、

点数に大差はない、

だからテスト前の今日は

ゆっくり休むんだ、

気晴らしするんだと、

言ってると、そのたかだかの差で、

泣くことになるか笑うことになるかの

大きな差になります。



時間は公平ですので、今日一日、

勉強につかえる時間は限られています。



これは、どんなに勉強ができる、

成績が良い方でも、できない、

悪い方でも、平等です。



今までのテスト勉強の時間に

不安がある方は、その時間に加えて、

問題を解いた数を増やす努力を

して下さい。



解く問題数は、

個人差が出てきます。



勉強のできる方、成績が良い方、

テスト勉強をきっちりやってきた方は、

苦手な問題・難しい問題を

じっくり一つずつやれば良いと思いますが、

もし不安であれば、簡単な問題で

すぐに答えられるような問題で、

数をこなすのも良いでしょう。



残念ながら勉強が苦手な方、

成績が悪い方は、いまから

応用問題をじっくりやるには

時間が足りませんので、

できる問題、馬鹿馬鹿しいと

思えるような簡単な問題でも、

問題数をこなして、基礎問題を、

当たり前の問題を、確実に正確に

早く解けるようにしておきましょう。



テストの直前にじたばたしても

仕方ないと気取って、実際に

テストで泣くことのないように、

頑張ってみて下さい。



潔く“あきらめる”のではなく、

今迄サボッてきた自分を、

潔く“認めて”、今日一日だけでも、

テスト期間中だけでも、

“苦労する罰”を受けて下さい。



楽して生きていこうと思って、

実際には楽できないのが

世の中です。



ぜひ頑張って下さい。