進級・進学が決まるテスト
高校・大学付属校、中高一貫校生の
ほとんどの学校で、
この二学期期末テストが、
「進級・進学が決まるテスト」
となります。
いやいや、いつもの定期テストと同じだよ
と思える方で、1学期・2学期中間と
きちんと、点数・成績をとってきている
のであれば、素晴らしいと思います。
そのままの点数・成績をキープしていれば、
大丈夫です。
問題になってくるのは、
1学期・2学期中間と、
平気で赤点をとっておいて、
そのツケを支払わずに、
学校が、先生が、
“どうせ進級させてくれる、
進学させてくれる”と
タカをくくっている方です。
ゆとり教育の反動なのかもしれませんが、
年々、進級・進学に関する要綱・基準が
厳しくなってきているように思えます。
対応に追われているのは
学校の先生以上に、
生徒の皆さんだと思いますが、
肝心の生徒の皆さん自身が、
その意識に欠けていることが
あります。
年に5~6回ある定期テストの
4回目・5回目となる、
この二学期期末テストは、
“普通”に考えれば、
「進級・進学が決まるテスト」
とわかるはずです。
学年末テストがあるから
大丈夫なんて思えない
状況であることに気付いて下さい。
特に中高一貫校では進学できない
=他校への受験となりますので、
早い人では中間テストの段階で
肩を叩かれています。
しかし、この期末でとなりますと、
やっと終わった期末テストから一転、
そこからが、受験地獄という期間に
早変わりとなります。
進学を控える3年生は、そろそろ本気で
期末テストに臨むようにしてください。
努力すれば必ず進学できるとは
言いませんが、努力しなければ
進学できないということはいえます。
よく考えて下さい。
1・2年生は他人事だと
思っているかもしれませんが、
1年後・2年後の練習だと思って、
この二学期期末テストだけは、
自分の本来の実力、努力、勉強が
できるようにしておくことを
オススメします。
帳尻合わせをうまくできるように
練習するつもりでも構いません。
「進級・進学が決まるテスト」と
意識して頑張ってみて下さい。