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入学時、あるいは、４月の段階では、
多くの学生が、失礼ながら、これは親御さんも含めて、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”の感覚、意識、
扱いをされていたと思います。
情報化が進んだ昨今においては、本当に、
“普通の”あるいは“普通に”高校・大学に
進学することが、自分の、お子さんの
『幸せ』かどうか、考えさせられることも
多くなったと思います。
個人的には、学校の勉強以上にやりたいこと、
やり遂げたいことがあるのであれば、
ソレに突き進むということは『面白い』、
『素晴らしい』『後に美談になる』などと、
“他人事”として、『無責任』に言う、思う
ことはあります。
しかし、無限の可能性を秘めている子供達の、
高校・大学に進学するという『一つの』未来・将来、
可能性を、そんな『無責任な発言』で、奪っていいものか、
狂わせていいものか、考えることが多いです。
学校の勉強が人生の全てではないとは真理ではありますが、
かといって、学校の勉強以外のことが人生の全てでもないと
いうことも真理かと思います。
せっかく、『時間がある』“若い内に”
学校の勉強を習う機会があるのに、
その機会を不意にすることにも
一考する必要もあるかと思います。
そこで、この時期、特に、内部進学が決まる
私立校・中高一貫校生は、親御さんも含めて、
改めて、よく考えて下さい。
貴方にとって、親御さんにとって、
高校・大学に進学することは、
絶対ではない、もし進学したいと思ったら、
その時から頑張って、仮に現役で無くとも、
偏差値や知名度に関係無く、『受験』で、
どこかの高校・大学に進学出来ればいい、と、
“本当に”後悔することなく、
その選択・決断をする時、その状況・状態になった時、
思えるかどうか。
受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校の場合、『内部進学』するには、
その選択・決断をする時、その状況・状態になった時に、
進級・進学の『基準』『条件』を満たしていなければ、
『内部進学』の権利は得られません、いえ、
“選べません”。
その選択は、貴方、お子さんが、“選べる”立場ではなく、
学校、先生が『判断』する立場にあります。
よく書いていることではありますが、
学校の勉強は、基本的に、
『高校・大学に進学するための条件』に
なっています。
ですので、学校の勉強が嫌だ、やりたくない、
出来ない、面倒だというのであれば、
“無理してまで”高校・大学に
進学する必要はないと言えます。
高校以降は義務教育ではありませんので、
“そういう”選択をしても、誰も文句は言えません。
しかし、いざ中学三年の終わり、つまり今時期になると、
友人知人、クラスメートの皆が、多くが、
“普通の”あるいは“普通に”高校・大学に
進学する意思を示すため、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”と
タカをくくって、サボってきた方が、
焦って、やり始めようとしても、遅い、
間に合わない、となることが多くなります。
そういう意味では、受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校においては、この、
学校の勉強＝『高校・大学に進学するための条件』が、
厳しい縛りとして、重くのしかかることになります。
“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことと、
タカをくくるのも、そう思ってサボることも、
若者の特権かもしれませんが、
私立校・中高一貫校生は、その“たかだか”“ごとき”が、
その『結果』が、進路、未来・将来の『選択肢』を、
決めるものであることを、自覚、意識出来ないと、
その“たかだか”“ごとき”のことで、苦しまされる
ことになります。
１年生、さらには、２年生でも、“まだ”
“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことと、
タカをくくっている、サボっている、と、
『結果』として出てしまっている方が、
徐々に増えてきていると思いますが、
本当に、“そのまま”で、『内部進学』の
選択・決断をする時、その状況・状態になった時を
迎えることになって、大丈夫かどうか、
よく考えておくことをオススメします。
失礼ながら、これは、親御さんも、いえ、
もしかしたら、親御さんこそ、お子さんと
よく話し合って、指導、教育、マネジメント、
しておかないと、１・２年後に、内部進学の
合否が決まる時に、後悔することになります。
限られた期間・時間で、限られた回数の機会で、
記録された結果、その積み重なった『結果』で、
合否が決まるもの・ことに関しては、どうしても、
『あー、あの時に戻れれば』
『あの時にやっておけば、どうしておけば』が
フラッシュバックすることになります。
改めて、親御さんも含めて、お聞きしますが、
『本当に』高校・大学に進学することは、
絶対ではない、もし進学したいと思ったら、
その時から頑張って、仮に現役で無くとも、
偏差値や知名度に関係無く、『受験』で、
どこかの高校・大学に進学出来ればいい、と、
“本当に”後悔することなく、
その選択・決断をする時、その状況・状態になった時、
思えるかどうか。
今、この時期に、よく考えてみることを
オススメします。
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